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マーケティング

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マーケター目線のコラムやニュース(日経MJなど)まとめ。
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2021年12月の記事一覧

【「違い」でAIDMAの「AI」を突破する】逆張りマーケティングのススメ

【「違い」でAIDMAの「AI」を突破する】逆張りマーケティングのススメ

Amazonが販促ツールとして紙カタログを活用しています。紙のカタログはEメールなどに比べて制作コストがかかります。オンラインマーケティングはそのコストの低さが魅力ではありましたが、多くの企業がオンラインマーケティングを始めることで、消費者のメールボックスはパンク状態。みんなが同じことをすると、誰も勝者にならないという可能性もあります。だからこそ常に新しい方法、特に自分たちの定石とは真逆の方法にト

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【イノベーションは”仕組み”で起こす】チャレンジマーケティングをルーティン化する

【イノベーションは”仕組み”で起こす】チャレンジマーケティングをルーティン化する

コロナ禍で、大型商業施設は大きな打撃を受けました。大量集客・大量販売のビジネスモデルが通用しなくなったからです。ようやく人の流れは戻ってきているものの、大量集客に依存することの危うさに気づいた商業施設は新たな取り組みを始めています。なかでもルクアでは、実験的な出店をルーティン化しているとのこと。この「ルーティン化」の重要性について考えたいと思います。

【参考記事】

「妄想ショップ」トキメキ売る

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【◯◯風で切り開く新市場】和風アフタヌーンティーに学ぶマーケティング

【◯◯風で切り開く新市場】和風アフタヌーンティーに学ぶマーケティング

少し前から、アフタヌーンティーの人気が高まっています。ゆっくりお茶をしてくつろぎながら、かわいいお菓子や軽食を楽しむ、優雅な時間の過ごし方。さらにSNS映えもする。そこに「和風アフタヌーンティー」がサブトレンドとして出てきているようです。今回はトレンド自体よりも、「◯◯風」を使いこなして、自社サービスと少し遠いトレンドにキャッチアップしたり、話題を作るための方法を考えます。

【参考記事】

アフ

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【時代はBtoAtoCへ】地域を助けることで市場を作るマーケティング

【時代はBtoAtoCへ】地域を助けることで市場を作るマーケティング

これからの実店舗ビジネスは、一部の都市近郊を除けば、人口減少・過疎化との戦いです。どんなに自社の商品やサービスがよくても、買う人がいなくなってしまっては商売は成り立ちません。いま、ビジネスのオンライン化が進んでいますが、実店舗が完全になくなるということはないでしょう。実店舗ビジネスの生き残りに重要となる取り組みをカインズの事例から学びます。

【参考記事】

カインズ、地域の課題解決に協力 防災・

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【同じものでも売れ方が変わる】メッセージはマーケティングの最重要要

【同じものでも売れ方が変わる】メッセージはマーケティングの最重要要

明治の新しいヨーグルトが人気だそうです。実は2020年に発売し、あまりヒットしなかったものを、市場調査をして得られた気づきをもとにリニューアルして、ヒットしています。マーケティング担当者は一体どんなところに注目し、どのようなリニューアルを仕掛けたのでしょうか?消費者の変化をマーケティングに取り入れるヒントを学びます。

【参考記事】

「明治ブルガリアヨーグルトプレーンplus」3種類ソース、味の

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【保証することで売上アップ】機能性表示食品から学ぶ「保証」を活用するマーケティング

【保証することで売上アップ】機能性表示食品から学ぶ「保証」を活用するマーケティング

カゴメの乳酸菌飲料「ラブレ」が、リニューアルしてから販売好調です。それまで「腸内環境を改善する」だけだった機能性表示に、さらに「肌の潤いを守るのを助ける」が加わったことで、美容を意識した消費者も取り込んでいるようです。みなさんも、こうした表示を購買の判断材料にすることはあると思います。今回は「保証」のマーケティング上の重要性を考えます。

【参考記事】(人気商品 ここが突破口) カゴメの乳酸菌飲料

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【フランチャイズに学ぶ「店舗フォーマット」の考え方】あなたのビジネスモデルは誰かが欲しがるものですか?

【フランチャイズに学ぶ「店舗フォーマット」の考え方】あなたのビジネスモデルは誰かが欲しがるものですか?

ケンタッキーフライドチキンが、テイクアウトとドライブスルー専門の店舗を開発したそうです。それ自体は今の時代の流れを考えれば順当な試みだと思いますが、そもそも「新しい形態の店舗を”開発”する」という発想や考え方から学ぶ要素があるように思います。今回はフランチャイズビジネスに学ぶ「売れるビジネスモデル」の作り方を考えます。

【参考記事】 KFCが持ち帰り・宅配専門店 千葉・君津に1号店 無客席、ドラ

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【モノからコトへ】町の銭湯はマーケティングをアップデートしている

【モノからコトへ】町の銭湯はマーケティングをアップデートしている

みなさんは銭湯に行きますか?僕はスーパー銭湯は大好きですが、昔ながらの町の銭湯はもうほとんど見かけなくなってしまいましたね。しかし、ここにきて改めて銭湯に注目が集まっています。町の銭湯のマーケティング戦略を読み解きます。

【参考記事】大阪の銭湯が居酒屋やゲストハウス 店主らが若者に魅力アピール

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF199SN0Z11C2

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