自分の人生は自分で選びたいし好きな物も自分で選びたい
こんな記事を発見しました。
声優・富田美憂さんのエッセイより。
「性別関係なくもっと自由に好きなものを纏えるのが当たり前になって欲しい」
ホントにそのとおり。
自分の「好きな物」が世間一般の「らしさ」から外れていたりすると
「○○(性別・境遇・年齢など)が××(好きな物事)を好きなんておかしい!」
と叩かれることもある。
なぜ人の好きな物を叩きたがるのか、否定したがるのか。
自分には理解できないからってそれを声高らかにけなさないでほしい。
例え自分の興味のないものだって、他の人からすれば大事な物なのに……
「この世界は住みづらい。誰かが取り決めたルールに従っていなければ異物とされる」
「女の子は女の子らしく男の子は男の子らしく。私はそんなことにもううんざりしていた」
このセリフはアニメ「半妖の夜叉姫」(1期)第2話より。
ヒロインの「日暮とわ」ちゃんが、現代社会に対する不満を語る心の声だ。
彼女は武道が得意で、喧嘩も負け知らずな女の子。
そういったところを「女らしくない」などと批判されたことが結構あるのだろう、
そんな「同調圧力」で人や心を縛る社会に疲弊していた。
「好きな物事」に限らずこういう「同調圧力」ってあるよなー、と思う。
見た目や言動が「らしく」なかったら批判されたり。
自分の人生を生きるのは自分。
なのになぜ他者からそんな生き方や行動、見た目や好きな物などを否定されなきゃいけないんだろう?
他人の物差しで決めつけられなきゃならないんだろう?
…これを書いている私も、幼稚園時代から「変わった子ども」と言われてきた。
人と関わるのが苦手で一人遊びが好き。
周りにうまくなじめない。
だから次第に「こんな私は変な奴だ」「自分をさらけ出したら笑われる、否定される」
と、ホントの自分を出すのが怖くなっていった。
素の自分を大切に出来なくなった…
けど。
先ほど挙げたセリフを聞いて、ようやく
「自分が誰かと違うことは別におかしいことではなかったんだな」
と気づけるようになってきた。
何かをする際についつい周りの目を気にしてしまうこともある。もちろん今だって。
だけど周りがどう見ていようと自分は自分。
人を傷つけたり迷惑行為になることでなければどんな風に生きたって構わない。
自分が大切にしたい物、好きな物を握りしめて生きて行きたい。
どうか世界が、少しでも「違い」に寛容になっていきますように。
願いを込めて。
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