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腹腔鏡下子宮全摘出手術 入院準備▶あってよかったもの

入院の際にあってよかったもの、持ってくればよかったものなどを紹介しようと思う。
ちなみに私が入院したのは夏なので、防寒グッズは入っていない。
病院のWi-Fiは、動画を見たりビデオ通話したりするのも問題のない速度だったため、ポケットWi-Fiなども無し。
コンセントも枕元に豊富にあり、不便に感じることも少なかったように思う。

パジャマやタオルはレンタルを利用

こだわりがない限り、パジャマやタオルはレンタルをおすすめする。
正直、術後どうなってしまうかは個人差があり分からないので、不安要素は取り除いておきたい。
ワンピースタイプだと寝てるときに捲れあがったりすると厄介なので、セパレートタイプがおすすめ。
おそらく大体のレンタルサービスは汚れるたびに新しいものをくれるし、サイズ交換も可能だと思うので、気兼ねなく使えるのが良い。
私は術後お腹が腫れてズボンだけサイズアップしてもらったので、これが持参したパジャマだったら大変だったと思う。
実際、家に帰ってから何を着たらいいのか困ることになった。

こういうロンパースタイプも便利そう。

レンタルセットの基本用品

こちらの基本セットの申込は必須

パジャマとタオルのレンタルサービスを利用する際はこちらの日用品も勝手についてくる。
ティッシュはなくなれば新しいものを貰えるらしいが、持って行ったウェットティッシュを使うことのほうが多かった。
シャンプー、トリートメント、ボディソープも持参したので使わなかったが、このカゴは薬や手帳など細々なものを入れるのに役立った。
これがないとテーブルの上がぐちゃぐちゃになって、食事のたびに移動させないといけなくなるところだった。
ベッドから離れたところに置くと、いちいち靴を履いて取りに行く必要があるのでかなり面倒だ。

入院準備であってよかったもの

洗顔シート

術後は痛みや吐き気などで思うように体が動かなかったりする。
髪を結んでヘアバンドをして洗顔料を泡立てて…といった動作がきついときは手軽に顔を拭けるタイプがおすすめ。
水分ひたひたなシートではないので、摩擦が気になる場合はパックでもよいと思う。

綿棒

日用品セットには入ってなかったので持っていった。

マタニティショーツ

私は術後3週間近く、お腹がカチカチに張っていることが多かったため、ブカブカのショーツは購入しておいて正解だった。
こちらはウエストをゴムで調整できるのもよかった。

温湿度計

個室だと空調管理は自分で行うので必須アイテム。
乾燥したらタオルを濡らして干そうと思ったが、気温が高くなりすぎると少しジメジメするくらいで、乾燥することはなかった。

ニンテンドーswitch lite

スタンドもあったほうがいい。こちらは充電できるタイプ。

ゲーム配信を見るのが趣味なため持って行ったが、時間も確認できるし、BGMも流せるし本当に良かった。
ライトなので画面は小さいが、スマホだとバッテリーの消耗なども気になるので、スマホ以外の娯楽があったほうが良い。
個室であろうと病院はいろんな音が聞こえてくる。
聞きたくない音も多いため、精神安定のために音楽は必須だ。

スリッポン

病院の指定は「履きなれた靴」ということだったのだが(遠足?)手持ちのスニーカーでは不便そうだったので新たに購入した。
厚底で軽いものがいいなと思っていたので、こちらを選んで正解だった。
厚底だとトイレでズボンの裾が床についてしまう心配が減るので安心。
スリッポンタイプにしたが、ずっとかかとを履きつぶしていたのでかかとがないタイプでもよかったかもしれない。

持っていけばよかった!と思うもの

香りのするもの

入院中は病院特有のにおいにうんざりしてしまった。
個室は高齢者の方も多く、排泄物や汚物のにおいも気になったため、よい香りのするものがあれば気分転換になったと思う。
個室ならピローミストや無香料の芳香剤などがあってもいいかも?
一応練り香水を持って行ったので「うわ、なんか臭い~」となったときは手首などに塗ってリフレッシュしていた。

バスマット

シャワー付きの個室だったが、シャワー室から出るとすぐ靴を履かないといけないため大変だった。
全裸で靴を履いて体を拭いて着替えるシステム。
共用のシャワーの時もそうだったので、みんなどうしてるんだろう?
バスタオルを敷けばいいのかもしれないが、みんなが靴で歩いているところにバスタオルを敷くのは嫌すぎる。

100均などで購入し、退院時は捨てて帰ればよかったかも。

ポンチョやストール

これが入院前からずっと悩みの種だった。
冬用ならいくらでもあるのだが、夏用の羽織りものはなかなか見つからない。
ポンチョはフリースのようなあったか素材ばかりだし、夏用のストールはガーゼ生地でひっかけたら終了!みたいなものばかり。
レンタルパジャマのように羽織りもレンタルで貸し出してほしい。
結局私はユニクロのUVカットパーカーを持っていき、点滴をしてる間は胸前で袖を結んでケープのようにして過ごした。

次入院することがあるなら(したくないけど)

個人的にペットボトル用のストローキャップはいらなかったと思う。
あれで飲むとなんだか風味が変わるような気がして不味く感じる。
家ではいつもガラスのストローを使っているので、そのせいかもしれない。
とにかく箸やスプーン、コップなどは洗い物が出ないように使い捨てをおすすめする。
何ヶ月も入院するならともかく1週間程度なら、大した出費にはならない。
術後しんどいのに洗い物をする必要はないのだ。こんな時くらい楽させてもらってもバチは当たらないはず。

入院中の服装はレンタルパジャマとショーツのみだったので、ショーツだけは手洗いしてハンガーに干して乾かしていた。
ハンガーをかける場所がなかったので無理やり干す形だったが、夫に洗濯物を取りに来てもらう手間が省けてよかったと思う。
とにかくS字フックやハンガーをかける場所がほとんどなかったので、病院側も考慮してほしいなと思った。
私はベッドに何かかけたりはしなかったが、もしかける場合はこういうタイプがおすすめ。

とりあえず入院中はテーブルの上に載せたいものがたくさんある。
何かしら収納グッズは用意しておくほうが便利だが、カゴとなると持っていくのに嵩張ってしまうので、こういう布タイプのほうがよさそう。
軽いし、マジックテープ式なので「S字フックが小さくてはまらない!」なんてこともないだろう。

タオルやバスタオル、パジャマは念のため自分のものも持って行ったが必要なかった。
女性患者が多いとおしゃれしたい気持ちも芽生えるが、患者は男性ばかりだったので正直そういう気持ちにはならず…
産婦人科だとかわいいパジャマ持参の方が多いと思うので、レンタルパジャマ恥ずかしい!という気持ちにもなったのかも。

8日間の入院生活だったが、本当に「早く退院したい」という気持ちしかなかった。
医師や看護師は良い人ばかりだったし、個室の居心地も悪くはなかったが、やっぱり知らない人と毎日接するのはストレスだ。
そういえば退院時、看護師さんに言われたことがある。
「ギプスをしてるわけじゃないし、周りは手術したことが分からない。だから自分で動くんじゃなく、口で指示して家族にやってもらって、安静にするようにね」
自分の体調より家族を優先してしまう癖がついている方も多いだろう。
「今は自分を大事にしなければいけない時なんだ」と、なんだかはっとした。

次回はおそらく、退院後の診察の記録になると思う。
現在も出血が続いているので、何事もなければいいんだけど。

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