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いまを、これからに、続けてく

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毎日すごしていくなかで思ったこと、考えたことを言葉にした文章をまとめてます。
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2019年11月の記事一覧

あの日もらった花の名前を、ずっとずっと覚えてる。

冬の夜は、シンとしてる。 冷たい空気は、どんな音もひろってきそうなのに。ひとたび静かになってしまうと、ずっとずっと続いてしまいそうな感覚におそわれる。 そう感じている夜は、いつにも増して、眠りにつくのがゆっくりで。次第に手や足が冷んやりとしてくる。 もそもそと動きながら、あたためつつ、てをのばす。シャリっとした感触は、目当てのもの。手さぐりであけると、中にはいっているものをとりだす。目にあてると次第にあたたかくなってくるアイマスクだ。 ホカホカとしてくると、ふわりと花の

道に迷ったときには、なんとかなる気持ちを胸に。

あたりが暗くなってきた途端に、迷子になった。まっすぐいけばいいと思っていたのに、どうしてもそのまっすぐいく道が見当たらない。 すべての建物が黒い固まりで、目印にしていた建物が闇にまぎれてしまったよう。スマホをみても、それらしきものが見当たらなくて、次第に焦っていた。急いで歩いては、引き返してくるを繰り返した。 ふいに空を見上げたとき。看板がキラキラしていて、目を奪われた。こんな看板あったんだなんて、ぼんやりと眺めてしまっていた。 見つけたからといって、道がわかるわけでは

世界は、知らないことばかりだから。

映画やアニメをみたあと。 物語という世界にひたって、観ていた人の多くがよかったなぁって言葉を胸に。夢見心地で席をたつとき。きっとこんな風に思う人もいる。 バレちゃったかな。ってヒヤヒヤしている人がいるんじゃないかなぁって。こっそりと思ったりする。 ★ 物語の世界は、ほとんどがフィクション。つくられたもので、現実とは異なるものとしてとらえられているけれど。 どこかに物語の世界があるからこそ、こんなにたくさんの物語がうまれていて、読まれて、受けつがれているんじゃないのか

撮りたいものは、覚えておきたい想いとともに。

読むことで伝わることもあれば、見て伝わることもある。 ぱっと見ただけでたくさんのことを伝えてくれるのは、やっぱりすごいなぁって。 ステキな写真を毎日みるようになってから、見て伝わることのすごさをたくさん感じている。ふつふつとこんな写真を撮りたいなぁって気持ちもふくらんでしまう。 ステキな写真の数々は、みんなのフォトギャラリーの写真が圧倒的かな。毎日みるからね。どうしようかなって写真をえらぶのに時間をついやしてしまうことも少なくない。 そんなわたしがよく撮りたくなるのは、

安心感をもらえたのは、大丈夫って声をかけてくれたから。

視界が揺らぐってこのことかもしれない。 意識を手放してしまえば、そのまま眠れる。いや、気を失いかけていたのかもしれない。自分の身体が暑いのか、寒いのかよくわからなくなっていて。早く帰りたいけど、目が回っていた。 すこしだけ、目をつむっておこう。そう思って、イスに身体を預けた瞬間、となりからわたしを呼ぶ声がした。 「大丈夫?」 いちばん仕事をかかえて忙しい人が声をかけてくれた。寒いなら、暖房つかう?なんて、自分の席にあるあったかグッツを貸してくれようとしていた。あきらか

きらめき探す、冬支度。

家にかえるまでの橋のうえ。 暗やみのなか、明かりが水面にうつってきらめく姿をみながら歩くのがすきだ。 明暗がはっきりとわかれて、その境界線がするどい。冷たさのイタズラなのかな。 そのキラキラをみていると、冷たいのもいいなって思う。 寂しさをくすぐる冷たさをほどくのは、温かさ。ふわふわの感触。夜だけするマフラーに顔をうずめて、冷たい世界のきらめきをみる。 これからくる季節、どんなきらめきをさがしにいこうかな。見つけられるかな。そのための冬支度をしよう。 きらめきは、一

望んでいる世界を、今からのぞきにいこう。

こんばんは。西谷です。 休日のあいだ、自分のこれからについて考えてお話する機会がありました。 未来って考えていくうちに、期待にも不安にもころんでいくなぁって。自分の考えがコロコロを転がっていくのを感じていたんです。 そんなとき、ちょっと起こった自分の変化に、ちょっと勇気をもらいました。 ★ 数日前から、いつもよりもスマホを手にとる回数がふえているように感じてました。 電池のマークがみるみる減っていくんだもの。 なんでかなぁっと理由を考えてみたんです。 アラームやタイ