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ダブルケアと女性の家事育児介護負担 ~その2のつもりでしたが?!~

こんばんは。1週間ぶりです。
この記事の続きが待たれているようですので、続きを書こうと思ったのですが、書き綴っているうちに方向性が変わってしまったので・・・後日書き直しします。

公開を一回閉じようとも思ったのですけど、私は結構プロセスを含め残しておくタイプなので、そのままにさせていただきますね。

そうなんだな~と思って、以下、ご関心のある方はお読みください。

この記事内にも書いてますが、あくまで架空の事例であり、一般論をかなり入れて書いております。そのため、私はどなたか特定の方を非難したりするつもりはないです。

そしてどうしても女性側の話を聞く方が圧倒的に多いので、男性側から見たら「え?」と思うことが多いかもしれません。

それがゆえ、私は、男性の育児と介護の研究に取り組んでいるのですけどね。男性の皆様には、今後じっくりお話を伺うつもりで準備を進めています。

さて、前回の続きですが、書きにくいので前回の事例を貼ります。
あと、この事例の無断転載・転用はご遠慮ください。

Aさん(44歳)は、地方都市に住んでいます。
家族は、夫(52歳)と息子(小3)と娘(5歳)です。

隣の県に住む夫の両親(義父:85歳、義母:80歳)は、義父に認知症がみられるようになり、義母が老老介護をおこなっておりました。Aさん家族は、時々遊びに行くなど様子を見に行っておりましたが、最近、義夫の認知症が進行し、排泄の世話が必要になってきました。義母だけの介護に限界があることを強く感じるようになりました。

Aさんの家に義父母を呼び寄せ、同居することにしました。子どもたちの転園・転校をなるべくさせたくないからです。

そのため、まず自宅を介護しやすい環境に整えなければならないと思いました。Aさん宅は、地方都市の比較的子育て世代の多い住宅地で、戸建てです。

どうやら介護保険で、住宅の改修を行えることがわかりました。

https://www.mhlw.go.jp/general/seido/toukatsu/suishin/dl/07.pdf
(厚生労働省のサイトより)

(大坂市のサイトより:Aさんたちは、大阪在住ではありませんが、参考までに紹介します)

「在宅の要介護、要支援認定を受けている人が居住する住宅に手すりの取り付けなど下記の小規模な住宅改修を行う場合、その費用の一部を支給します。」(上記大阪市のサイト)ということですので、まずは、義父母を呼び寄せて引っ越しをして、要介護認定を受けないと行けないのか・・・さらに、「工事の着工前に介護支援専門員(ケアマネジャー)等に相談してください。」と書いてある・・・ということは、ケアマネジャーと呼ばれる人に相談しないとダメなのか・・・。

Aさんは、これまで介護したことがないので、介護を行うには様々な手続きがいることに驚きました。

家の改修についてちょっと調べただけでも、普段聞き慣れない言葉が出てきます。

Aさんは、仕事をしております。バスと地下鉄を利用して、都市の中心部に通っています。娘を保育園に預けていますので、毎日が慌ただしく過ぎていきます。こんな状況で介護が出来るのか、一抹の不安がよぎったのでした。

そして、同居するために引っ越してもらうことを調べていたところ、「リロケーションダメージ」という言葉が出てきました。

リロケーションダメージとは、それまで暮らしてきた物的・人的環境から離れ、新たな環境での生活によって引き起こされる身体的・精神的・社会的な痛手のことである。(下記論文より引用)

https://www.okinawa-nurs.ac.jp/wp-content/uploads/2019/03/07_akahosi_hoka.pdf

呼び寄せて同居するのも大変なのでは?!
Aさんは、悩みました。


ここまで書いて気づきました。
これは、タイトルに書いた「ダブルケアと女性の家事育児介護負担」まで辿り着くのはかなり先になるのでは?!と。 

私も数時間悩みましたが、出した結論は、事例を書き直すことでした。

この事例は事例で、遠くにいる家族を呼び寄せての同居の大変さについてお伝えするのに良いと思いましたが、タイトルの内容に至るまでにもう少し時間が必要になりますので。

Aさんちの隣に義両親が住んでいる設定にしたほうがいいかな?
それとも最初から同居の方が良いかしら?!それによって展開が色々変わりますからね。

「ダブルケアと女性の家事育児介護負担」を表現するに相応しい事例をもう少し検討します・・・。




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