Dockreネットワークを作成し、Wordpressを構築する Vol.01
久しぶりのnoteに記事を投稿します。最近Dockerにはまり色々なコンテナを作って試しています。
自分のPCにあるデータがこんなにもスッキリ整理されるのかと思うと、仕事のモチベーションも上がり、断捨離っぽい気分になります。
※Docker初学者向けの記事となります
複数コンテナ間の通信
Wordpressはブログシステムの1つです。作成した記事はMySQLなどのデータベースに保存します。
MySQLと互換性のあるMariaDBを使用する場合も同様です。
そのため、DockerでWordpress環境を作成するには、データベースのコンテナが必要です。
Docker Composeについて、前提知識
Docker Composeは、複数のDockerコンテナを管理し、一括して起動、停止、設定するためのツールです。
複雑なアプリケーションの開発やテスト環境の構築、デプロイの自動化などで便利に使用されます。Docker Composeはdocker-compose.ymlに複数のコンテナの設定を記述し、それを基にコンテナ群をまとめて操作できるようにします。
Docker Composeの主な要素と仕組みについて5つの項目が挙げられます。
docker-compose.ymlファイル: Docker Composeの設定を記述するファイルです。このYAML形式のファイルに、起動するコンテナ、ボリューム、ネットワーク、環境変数、ポートマッピングなどの設定を定義します。このファイルはプロジェクトのルートディレクトリに配置されます。
サービス (Services): docker-compose.ymlファイル内で定義される、個々のDockerコンテナを「サービス」と呼びます。各サービスはコンテナの設定を持ち、必要に応じて他のサービスと連携できます。例えば、Webアプリケーションとデータベースを含む2つのサービスを定義することができます。
ネットワーク (Networks): Docker Composeは、サービス間で通信するための仮想ネットワークも管理します。各サービスは、デフォルトで同じネットワークに所属することができます。これにより、コンテナ間の通信が容易になります。
ボリューム (Volumes): データの永続化と共有を可能にするためのボリュームも、Docker Composeで管理できます。各サービスは、コンテナ内の特定のパスをホストマシン上のディレクトリやファイルにマウントすることができます。
コマンドラインツール: Docker Composeには、コマンドラインツール(docker-compose)が付属しており、このツールを使用してdocker-compose.ymlファイルを元にコンテナ群を操作します。コマンドにはコンテナのビルド、起動、停止、削除などの操作が含まれます。
Dockerネットワークの作成
Dockerを使用してWordPressとMySQLのコンテナを作成し、それらをつなぐネットワークを作成していきます。あらかじめDockerも起動させプロジェクトディレクトリを作成しましょう。
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