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最近心に残った言葉集。だれかの支えになりますように。【書く習1ヶ月チャレンジ:Day15】

どうも、一休誰絵です。
さて、本日も記事を書くとします。

最近は、5冊くらい並行して本を読んでいます。

春になると、余計に本を読みたくなります。読書の秋ならぬ、読書の春でしょうか。たくさん文字に触れているせいで、感性が冴えているせいか、この頃感動する言葉に出会うことが多々あります。

そんなわけで、今回はちょっとしたシェアをしていこうかと思います。

人生は短い、けれど勇気を出すと奥が深い

ELLEのWebサイトの記事で載っていた言葉です。
記事自体、とっても良い内容だったので、もしご関心があれば是非読んでください。
たしかに、個々人に与えられた時間は有限で、明日死ぬかもわからない世の中で過ごしています。時間を増やすことは難しいものの、何か自分の中で納得のいく言葉や人、場所に出会ったり、何かしらの行動を起こすことによって、奥深くなるのではないかと。そのためには、ほんのちょっとの勇気が必要だと、教えてくれます。

人間の幸福は自由のなかにではなく、義務の受諾のなかにあるということだ

『夜間飛行』という小説の一説です。一応、この小説について説明しておくと、『星の王子様』の作者で知られるサン=テグジュペリのもの。これもすごく有名なもので、ゲランの「夜間飛行」という名香の名前の由来だったりします。

いずれか読書記録をつけていこうと思っている作品ですが、ひとまずこの記事で上げることにしました。この作品、すごく紳士的というか、ダンディズムを感じるというか、誇り高き主人公に何度も背中をぶっ叩かれる感覚を覚えました。

自分の好きなことだけをしている最中にも、もちろん幸せと感じる場面は多くあると思いますが、任されたミッションをなんとか遂行できたあとに感じる安堵感が、ここでいう「人間の幸福」といったものなのかな、と思います。

それに、病気で仕事を休んだ時のことを思い出してください。それでも地球はちゃんと回っていたではありませんか!

『ウォールデン 森の生活』より。これはほぼ自伝的エッセイに近いものなのですが、自然を題材にしたノンフィクション文学である「ネイチャーライティング」の先駆けともいわれる作品です。

1800年代に書かれた作品であるにもかかわらず、現代を生きる私たちが読んでも新鮮味を感じるくらい。それほど、自分達の生活が自然からさらにかけ離れている証拠でもあると思うと、すごく悲しくなる…

さておき、この「それでも地球はちゃんと回っている〜」という言葉に惹かれたのは、日常に対してあれこれ考えすぎてしまう自分に戒めを与えたかったのかもしれません。
どうせ、自分達は小さなネジみたいなもの。だから、自分の人生に対して悲観したなくて良いと思える、そんな言葉です。

だからこそ、自分のために生きればいいのだ。自分は自分自身の納得のために生きる。否、自ら死ぬことはできいないから。

『旅の断片』より。著者の若菜晃子さんという、もともと山と渓谷社の編集者として、現在は文筆家として活動されている方が書いたエッセイ集です。世界各地の旅に出かけた時のことをつらつらっと書いているのですが、ちびちび読むのにもってこいな本です。

ちびちび読んでいく中で、人生についての記述もあり、今回選んだ言葉も人生的なことです。最後の「自ら死ぬことはできないから」という部分が特に強く残りました。そうなんです、人生の中で、生まれることと死ぬことは自分で選べない。いつの間にか生まれてしまい、いつの間にか死んでしまう。その与えられた人生をどう生きていくのか、壮大な目標を立てるのも悪くないですが、その中身が空虚であったり、疑問を抱えたまま進むほど、人生長くはない。

それこそ、明日死ぬかもしれないので、毎日をどう納得させていくのかが問われるのだな、と感じます。

いかがでしたでしょうか。今日は私が手を込んで作っていた個人のインスタグラムアカウントが消滅してしまったのですごく落ち込んでいる中で、今回の記事を書きました。
もういいのです。再び作ります。

今日はここまで。

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