映画おそ松さんとブラザービート

3月25日の公開から約一ヶ月。
やっっっと観に行くことができました。待ってた！この日を待ってました。もしかしたら途中で保育園からの呼び出し電話がくるかもしれない、どうしよう、という若干の不安もありましたが、なんとか無事に観てきました！(子供たち、ありがとう！！)

簡単ではありますが、少し感想を綴ってみます。興奮のままに。(多少のネタバレを含みます。まあもうほとんどみんな見てるとは思うけど念のためね)
あと、申し訳ないのですがわたくし原作未履修です。完全に“おそ松さん”というものに初めて触れた者の感想となります。

まず、この作品を実写化するにあたって大変なことだったり世間の声だったりそういった必ずしもプラスのものではない状況もひっくるめて2時間という限られた枠を使って表現する制作陣の素晴らしさに感動しました。実写であることをいろんな意味で最大限利用し、ことごとく回収していく。本当に楽しかったです。

そう、とにかく楽しいお話でした。それが一番かな。六つ子たちのクズっぷり、終わらせ師たちの奮闘、見守るトト子ちゃんたちのツッコミ…本当にどれをとってもおもしろかった。

わたしが声を出すのを我慢しながら笑いが止まらなかったのはおそ松、チョロ松、エンドのシーン。実は観に行く前にさらさら〜っと感想を流し読みしてたらエンドがいいとの情報が。どんな感じなのかな、とわくわくしながら観ましたがまさにその通りでした。エンド様ー！ありがとうー！でした。おそ松とチョロ松の恋模様もたまらん。おもしろかった。

カラ松とピリオドはもうアクションがほんとにかっこいいの一言………なんだけど。やっぱりピリオドの振り返りのシーンの表情、首の使い方。さすがでした。めちゃめちゃ笑いました。あと途中どうしても新吉親分と徳俵の旦那に見えてしまうことがありました。ごめんなさい。

一松、トド松、クローズももちろん楽しかった。一松とトド松のくるくる変わる表情がとってもかわいくておもしろくて。チビ太のツッコミも含めて全体的に勢いがあって飲み込まれました。クローズのお髭やエセ関西弁もやばい人っぽさが出ててよかったです。ロボットアーム付けられたあとのサイボーグ的なクローズもなかなかツボです。

そして十四松。超笑った。白黒がなんか似合ってた。すごく好きです。雷に打たれまくってたり素振りしまくってたり、一番忙しそうでした。その忙しさと白黒がもうおもしろくておもしろくて。戻ってきてからもしばらく白黒でいるのとか最高でした。(突然白黒に切り替わっておじいさんたちがたくさん出てきたとき、え、機械壊れて別の映画始まったんかまじかって思ってごめんなさい)

とにかくどのシーンも一瞬たりとも見逃せない、でも途中でなにを観てるんだったかとなる、とっても不思議で楽しくてなんにも考えずにただ笑っていられる素晴らしい映画でした！！！
恐らくこれが映画館で観られる最初で最後のチャンスだったので、何事もなく観ることができて感動しております！興奮しております！

ここからはブラザービートのお話を少し。

ブラザービートが6thシングルということで情報が解禁されたとき、正直(失礼を承知で言わせていただけるのであれば)、映画の世界観に全フリした曲だろうな〜。どんな感じなんだろうな〜。あんまよくわかんないけどかっこいい系ではなさそうだな〜。と思ってました。本当に愚かでしたあの頃の自分。Snow Manなめんじゃねえぞ！

なんというか。期待値以上だったんですよ、ブラザービート。ラジオで解禁されてからナナナナナナナとイーアルサンスーが頭から離れない。サビもめちゃめちゃキャッチー。MV、おしゃれでかわいすぎるやん！！！パフォーマンス見たら黒スーツめちゃかっこいいやん！！！

え！！！ブラザービートめっちゃええやん！！！好き！！！

すごい。本当にすごい。映画の完成よりだいぶ前に作ったとは思えないくらい世界観にぴったりな曲で。耳に残るメロディーと特徴的な歌詞、ラップ。おそ松さんらしさでもありSnow Manらしさでもあるわちゃわちゃ感が見事に表現されているのに全然とっ散らかっていない。むしろおしゃれにスタイリッシュにまとまっている。ダンスも誰もが真似したくなるような振り付け(シェーポーズやイーアルサンスー、ナナナなど)とSnow Manならではのビシッとそろってかっこいい振り付け(ダンスタイムやソロパートのそれぞれのバックでのダンスなど)とのバランスが本当に絶妙で。奇跡のような素晴らしい主題歌だな、とエンドロールを見ながら改めて思いました。

デビュー3年目、勢いのあるこの時期にこんなに素晴らしい作品に触れることができて、ファンとして本当に幸せです。最高でした。ありがとうございました。これからも応援し続けます！

おいも