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おもちゃ図書館とは?という質問に3分でザックリ答えてみる

こんにちは。
スノーキャンパス 代表あいです。
私たちが運営している「おもちゃ図書館ゆめロケット」は、全国にたくさんあるおもちゃ図書館の1つ。なのに奈良県では「おもちゃ図書館」自体が全く知られていないという現実(泣)。なので今日は「おもちゃ図書館」が何なのかザクッと書こうと思います。(私の性格そのまま 笑)

おもちゃ図書館の始まりはアメリカ

世界での始まりは、1935年、世界第恐慌時代のアメリカ。10セントストアの店長が、子どもたちがおもちゃを盗むと学校に報告。校長が家が貧しくおもちゃを買ってもらえない子どもたちのために社会的資源として「トイ・ローン」のシステムを作り、おもちゃの貸し出しを始めたのが世界最初のおもちゃ図書館である(諸説あり)。

障害児のためのおもちゃ図書館はの始まりは、1963年スエーデン。障害のある子どもの二人の母親がおもちゃを交換したことからヨーロッパ各地に広がった。「トイ・ライブラリー」としてイギリスで大きく発展。

日本での始まりは大阪。1975年西ドイツで研修を積んだ辻井正氏によって、スウェーデンをモデルに開設。のちに「障害のある子どもたちにおもちゃの素晴らしさと遊びの楽しさを」との願いと共に、おもちゃ図書館は全国各地に広がりました。

おもちゃ図書館はどんなところ?

「おもちゃ図書館(トイライブラリー)」は、親子で、またボランティアと一緒に、たくさんのおもちゃの中から好きなものを選んで自由に遊ぶことができ、家でも遊べるように貸し出しをするところです。

〈1日の流れ〉
開館準備
 ↓
開館
 ↓
おもちゃで自由にあそぼう
 ↓
貸し出し
 ↓
片付け
 ↓
閉館

誰がいつどこでやってるの?

おもちゃ図書館には、いろいろなタイプがあります。

設立当初は、障害のある子どものための活動だったので、親やその友人がボランティアで運営し、社会福祉協議会が協力することで、全国に広がりました。

開館場所は、主に公共施設を利用していますが、個人宅や地域の子育てサロンなど、様々な場所で開催されています。最近は、障害児の児童デイサービスや老人ホーム等、施設の地域交流や社会貢献活動の一環として取り組むところが増えています。

おもちゃ図書館の開館日(やっている日)は、1~4回/月、2~4時間/1回くらいが多いのですが、毎日開館している常設館もあります。

設置者と運営者によって、いろいろなパターンがありますが、それぞれのニーズに合った自由な形で活動していることが、おもちゃ図書館の特徴のひとつです。
(おもちゃの図書館全国連絡会HPより)

まとめ

▶おもちゃ図書館の歴史は古く、1935年アメリカの「トイ・ローン」が起源と言われている。社会福祉協議会の協力で日本全国に広まった。

▶おもちゃ図書館は、親子で、またボランティアと一緒に、たくさんのおもちゃの中から好きなものを選んで自由に遊ぶことができ、家でも遊べるように貸し出しをするところ。

▶おもちゃ図書館を運営しているのは、障害を持つ子どもの親同士、ボランティア養成講座修了者等のボランティアグループが多い。

▶開催場所は公共性のある所から個人宅までさまざま。

▶対象は、どなたでも利用できるところが多いですが、障害を持つ子どものみ、未就学児まで等限定しているところもあります。

リンク

私の住む街にもおもちゃ図書館はあるかな?私もおもちゃ図書館を作りたい!など、興味を持っていただいたら、ぜひおもちゃの図書館全国連絡会のホームページをご覧ください。
認定特定非営利活動法人おもちゃの図書館全国連絡会ホームページ

奈良県橿原市のおもちゃ図書館ゆめロケットの開催情報はFacebookページでも発信しています。
スノーキャンパス ・おもちゃ図書館ゆめロケットFacebookページ

読んで頂きありがとうございました。
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