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蛙化現象とか人ごとだと思ってたのに無自覚に蛙化してた話

よくある恋愛のお悩みについて私の中で革命的な気づきがあったので、特に誰も読まないと思うけど記録として残しておこうと思う


お相手が「連絡をくれなくなった」から「愛情表現をしてくれなくなった」から「会う頻度が減った」etc.から
もう、あるいは前ほど好かれていないのではないか?と不安になるというのは恋愛あるあるではないかと思う


この時の心境としては彼あるいは彼女が変わってしまった
彼あるいは彼女の気持ちが戻るようになんとかしなきゃ(私が変わらなきゃ)といったところかと思う
かの有名な失恋ソングbacknumberのハッピーエンドでもいかに私はあの時の私と変わってないのに!あなたを好きなままなのに!(要約)と歌っている(泣けますね)


しかし本当にそうだろうか?
お付き合いをする前
例えばお相手に恋人がいて叶わない恋かもと思っていても好きだったし切なくはあっても絶望するほど辛くはなかったのではないか?
連絡が無くても好きで幸せだったのではないか?(だって付き合ってないし)
愛情表現がなくても不安になるほどではなかったのではないか?(だって付き合ってないし)
つまりどうあってもお相手の事をただ好きな気持ちしかなかったのではないだろうか?


一見お相手が変わったように見えるが
お相手そのものは変わらず表面上の行動が変わっただけなのではないか?というか付き合いたてのうかれモードから通常モードに戻ったのではないか?
実は変わったのは「私」で通常モードのお相手にガッカリしたのではないか?


お相手そのものが好きなら通常モードでも好きなままなはずなのではないだろうか?
〇〇じゃなくなったから不安て事は
〇〇じゃなくなったお相手の事が好きじゃなくなったからではないだろうか?
「悪いところは直すから〜私変わるから〜」などと泣き縋るテンプレシーンがあるが
あれって「私変わる」とか言いながら「今のあなたじゃやだから私が好きだった(うかれモードの)あなたに戻って(変わって)よー!」ってお相手に変わってもらおうとしているんである
何言ってんだコイツである



極端な話好きで幸せでいるのにお相手の愛は関係ないのだ
だって所謂推しはお仕事をしているだけで「私」の事を愛している訳ではないが好きで幸せなのだから


推しと恋人を一緒にすんじゃねえという罵声が聞こえるような気がするが
本来「好き」に「辛い」とか「不安」とか「悲しい」とか「寂しい」とかはくっついてないはずなのだ


だから連絡がなくても好きって言ってくれなくてもお相手の事が好きならば私は幸せであっていいのだ
それが辛くて悲しくて寂しいのは実はもうその状態のお相手の事は好きじゃないのだ!!
「連絡してくれたら」「好きって言ってくれたら」「万難廃して会いに来てくれたら」そんなあなたなら「私」は好きで幸せなのだ
だから今のそうじゃないお相手の事は、「私」の中では、かつて好きだった彼あるいは彼女じゃないので「私」は(勝手に)辛くて悲しくて寂しいのだ

おいおい、付き合う前は毎日LINEが来なくても好き♡だったじゃねーかである
変わったのはお相手ではなく「私」だったのだ!!
これに気付いた途端過去の失恋の意味が180度変わった
私は彼らの事を既に好きじゃなかったのに何故あんなにも泣きじゃくり傷ついてきたのか
お前(私)もうそいつの事好きじゃねーじゃねーかである
過去の彼らにも本当にその節はご迷惑をおかけいたしましたという気持ちでいっぱいである

なので本当に好きな間は何があっても普通に好きだし
なんか辛いわーと思ったらもう好きじゃないので、それまでよって事である
なんでこんな簡単な事に今まで気付かなかったのか謎である

だってこんなの恋愛ではよくある話だし
なんならラブストーリーで盛り上がるための一過程だったりする
でも私はちょっとテンションが低くなったお相手に不満や不安を感じ、勝手に失望していたのだ
お会計で小銭を出す彼氏に冷めると言っていた
街頭インタビューを受けている娘さんたちと何が違うのだろう




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