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罪悪感

ポテさんと最期に会った4月5日

酸素室に入っていて、触れることができず、撮った動画を見返していた。
かすかに吃逆=しゃっくりを連続でしていた。

これは横隔膜が刺激されてしゃっくりが出ていたということだろうか。
危険な状態だったのではないか。
この時気付けていたら
側に宿を取りスタンバイできただが、疑問に思ったのは今だ。

目が開けられなくなっていたら、血圧が下がっている可能性が高いと知ったのもポテさんが亡くなってからだ。
その場合は温めてあげるようにと。最後の酸素室は寒かったのではないだろうか。
部屋を暗くして欲しいとしか言わなかった。

他にも、ペレットを食べなくなった時点で病院へ行けば良かったのだが、自分の中では精一杯探して行った、遠い病院でも、タイ人に紹介された病院でも、良い獣医には会えなかったので行く選択肢が無かった。
年だから、と思い込もうとしていた。

入院した時に、電話番号を2つ教えれば良かった。

そしてスマホの音は最大にしておけば良かった。

野菜はもっと洗えば良かったのだろうか。

砂は毎日汚れたところだけをすくい取り、足していたのも悪かったのではないか。

給水器は洗剤で洗っていなかったのが下痢の原因の一つではないか。

気を付けていたものの、無知だった部分もあり、今になってああすれば良かったのかこうすれば良かったのかと気付いて罪悪感に拍車がかかる。
哀しい。
ポテさんを守れなかった自分が許せない。
そんなの忘れるしかないよ、と言われると余計に後悔が押し寄せる。

何匹亡くなってもまた迎えて「ハムスターは寿命が短いからね」と言える人が羨ましい。
いや、羨ましくはない。
そうはなりたくない。