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國學院の夏合宿スタート!エース平林選手の想い

こんばんは、ライター修行中のAikaです。
昨日は中継所ドクターについてお話しいたしました。

↓昨日のブログ↓

暑い日が続きますが、陸上部は夏合宿シーズンに入っています。
我らが國學院も夏合宿スタートした模様です。

プレス工業などの実業団チームも夏合宿に入ったみたいですね。
皆様ケガなく頑張って欲しいです。

駅伝シーズンも本格化してきたところで、國學院のエース、平林選手のインタビュー記事が月陸から出ていたので取り上げたいと思います。

一番の話題はなんといっても27分台を叩き出したホクレンDC網走の10000m。

「ペースメーカーのペースが上がらなかったので、僕が前に出ようとしたら、吉田祐也さんが『僕が行くよ』みたいな感じで引っ張ってくれました。お陰で良いレースができたと思います」

https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/109659

ここのところ積極的に前に出るレースが多い國學院としては珍しくずっとついていたなと思いましたが、仕掛けようとしたタイミングで吉田選手が引っ張りに行ったのですね。

しかし…「引っ張ってくれました」と可愛い言い方しておりますが、その実、吉田選手からすると、

「平林ヤバイですよ!(ペースを)あげてもあげても追ってくるんです…」

という状態だったそうです(笑)
(M高史さんのラジオより)

しかもめちゃくちゃな笑顔で走ってました。
M高史さんにも「言葉を選ばずにいうと、あの場面で笑えるって狂気的です(笑)」と言ってましたね。

さすが、きつい練習であればあるほど楽しくなるというツワモノの平林選手だけあります。

本人としては課題のラストスパートを克服できたことが何よりの収穫だったとのこと。
こう言ってはなんですが、確かに平林選手はレース中盤良いペースでごぼう抜きした割に区間記録が見た目の印象ほど伸びない、ということはありました。

元々序盤から突っ込みがちな選手でしたが、ラストスパートまでキープできるようペース配分の調整がうまく合ってきたのかもしれませんね。

前半に長く苦しんでいた故障は仙骨の疲労骨折だったとのことで、走る上で欠かせない箇所ですから相当苦労したと思います。

また、エース級メンバーの故障により前半は下級生の活躍が目立ちましたが、そのことについても言及していました。

「関東インカレは僕たちが出ないといけないのに、下級生が相当頑張ってくれた。刺激になりましたが、ちょっとうらやましいというか、悔しくもありました。2年生はバランス良く、本当に強いんですけど、若い世代にだけ頼っていてはダメ。僕たちがホクレンで戻ってきて、決めてやろうと思っていました」

https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/109659/3

3年生にして「若い世代」という言葉が出てくるのもなかなかですが、エースとしての責任感の強さが現れている言葉です。

その言葉通り、10000m27分台を叩き出してくれましたね。

エースたちの故障という逆境は、下級生の台頭という収穫を得ることにもつながりました。
ここからの夏合宿が、強化という意味でもケガのリスクを乗り越えるという意味でも正念場です。

平林選手はじめ、全てのメンバーがケガなく順調にレベルアップできることを心よりお祈りしています。

今日はこの辺で。明日も頑張ります!

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