竹中直人さんの魅力を知る
新宿紀伊國屋ホール2024.6.25
竹中直人トークショー
『なんだか今日もダメみたい』(筑摩書房)刊行記念
出演：竹中直人 スペシャルゲスト：MEGUMI
竹中直人さんといえば、お笑いでデビューした後に
俳優さんとして活躍されている面白くて個性的なお方。
これはきっと面白い話が聞けるはず！
と思ってワクワクしながら今回は夫と参加した。
前から2列目ど真ん中の最高の席だった。
スペシャルゲストのMEGUMIさんは
竹中さんが監督となる作品のプロデューサーという関係性でプライベートでも良くお酒を飲む仲でもあるそうだ。
今回のトークイベントはMEGUMIさんから
今回の本の内容にもなっている
竹中さんと昭和の時代の数々の大物俳優の面白いエピソードを色々聞き出してもらう形となって話は進んでいった。
竹中さんはその一人一人のモノマネをしながら
当時のやり取りを再現してくれる様子は、
まるで1人芝居を見に来ている感覚でシーンが目に浮かび
面白くてわかりやすかった。
当時のことをお芝居のセリフのようにありありと覚えて
再現する竹中さんの姿は生き生きしていた。
MEGUMIさんも言っていたけど
お酒の場のネタにもなってるようだ(笑)
それだけその人に対する好き♡
の思いが溢れているのがわかる。
竹中さん曰く、この本を出すのに伝えたい事がありすぎて書くのが止まらなかったそうだ。
昭和を代表する大物俳優、ミュージシャンの
プライベートでの振る舞いから伝わる、
純で人間味のある、個性が強めな方々のエピソードが
記されているとのこと。
こうやって竹中さんが楽しいエピソードを本に残して
後世に昭和の時代を象徴した輝かしい人間味ある人達を
伝え残していく本だと思いました。
とMEGUMIさんも絶賛していた。
サイン本付きのイベントだったので
でこれから読み進めるのが楽しみである。
竹中さんは学生時代から憧れていた大御所の俳優の方達との共演が叶ったり、大ファンだった人が自然と向こうから寄って来てしまうという
羨ましいほどの引き寄せ名人なんだなぁ。
それは竹中さんが持つ不思議な魅力というのが
大きなポイントになる本なのかもしれない。
トークの最後に観客からの質問で、
「こんなにも憧れの人と自然と引き合えるのは竹中さんはご自身でどんな魅力があるからだと思いますか？」
という質問が私には印象的だった。
竹中さんは「自分でそんな事答えられないな…」
と困ってはいたけれど、
いつも第一に人が好きというのがあると思う。
学生時代から8ミリカメラで好きな人を撮りたい
という気持ちが強くあった。
その最初は病気で入院していた母が退院した時に
元気な笑顔を撮りたい！という想いから始まっていたと思う。
実際にその通りに元気な母を撮る事ができたんですね。
あとは学生時代に好きな女の子を自分の映像作品に出演してもらいたくて、その女の子にお願いしたら撮影に参加してくれたんですよ。だけど結局は恥ずかしくなって作品に登場させなかったということもあったな。
そういう純粋に人への想いの強さというのは
いつもどこかにある
というお話しでした。
私は、質問した方のセンスが素敵すぎて感動してしまった。
竹中さんも憧れの人を自分に引き寄せる秘訣を
本人なりに考えることはなかったと思うので、
改めて質問力ってこういう時に相手を引き出す鍵になるんだなと勉強になった。
今回のお話しで俳優の方以外にもミュージシャンとの交流がとてもたくさんある方だと初めて知った。
お話の最後に今回は写真撮影タイムも設けてくれた。
MEGUMIさんはスレンダーで赤が似合う大人な女性⭐︎
MEGUMIさんの本「心に効く美容」もとても気になったので帰りにサイン本を買ってみた⭐︎
これまた彼女の内側を知る楽しみが増えたぞ！
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