ご先祖に導かれた奇跡的な出来事

またまた10日に1回行われている
zoomお話し会から派生した出来事を
ここに記します。
⁡
その前にこの話を先にしておきましょう。
私の夫の両親は夫が中学生の頃には既に別居状態で
私と結婚して義母と同居するまで
その状況が続いていましたが、
我が家と義母と同居というタイミングで
夫の両親の離婚か成立しました。
⁡
私達の結婚式の時にはお父様はもちろん
その親戚の方達も参列してくださっていたのですが
そこからパタリと夫の父方の親戚とは
一切連絡を取る事がなくなっていたのです。
⁡
で、今回ちょうどお盆の時期で
zoomお話し会もご先祖様の供養のお話し
が出てきました。
そこで私が結婚してから
ずっと心の中に引っかかっていた事。
夫の父方のお墓参りに行った事がない…
⁡
夫自身もどこにあるのかわからない状況で
私が「お墓参りしたいから行ってみよう！」
と何度か私が言っても義母が良い顔をしないし
場所がわからないと夫の反応。
義父とも連絡を絶っている都合上、
疎遠になり聞ける親戚もおらず諦めておりました。
⁡
しかし、実は夫自身も気になっていたようで
一度三年前に一人で車で探しに行ったようですが、
お寺がかなり(５つくらい)密集した地域で
どこだか思い出せず残念がって帰ってきていた
という事があったのです。
⁡
その胸の内を
zoom内で話してみたら、
お墓が分からなくてもその付近まで行って
拝み、挨拶をするだけでも
ご先祖様はとても喜ぶはずですよ。
と言う言葉に私はとても心を動かされ、
⁡
翌日、私も夫も仕事が休みでどこに行こうか？
と話していたタイミングで私が
「お墓参りをしたい。」と伝えました。
せっかく同じ名字を名乗らせてもらっていて子供達も
ご先祖様と繋がっているのだから。
どうせ暇なんだし、
場所が分からなくてもその付近で拝んで
帰りに何処か寄り道して帰ってくれば良いじゃん。
⁡
という事で早速、
三年前の道順をたどって、
車で高速に乗って生前住んでいた
家の跡地へ手を合わせました。
再びお寺も探して付近の四つのお寺に
車の中で手を合わせ帰ろうとした時でした。
⁡
夫が中学生の時に祖父が亡くなって
お葬式に参列した時の記憶が一気に蘇る
奇跡が起こりました。
⁡
あっこここだ！とお墓の真横に車を止めて
急いで夫はお墓の敷地内へ走り、
「ここだ！思い出した。絶対ここ！」
と同じ名字の立派お墓があり、
卒塔婆の文字の中に
お父様の弟さんの名前を確認して
確信出来たのでした。
⁡
お父様はご兄弟とも疎遠になっているらしく
このお墓の墓守は弟さんのようです。
せっかく見つけたので用意していなかったお花も
そのお寺でお線香と一緒に買い、
二人でじっくり拝ませてもらいました。
夫、三十年ぶりの再会。
私、初めましてのご挨拶。
⁡
すると長くて心地よい風が
私達にずっと吹いていてくれました。
千の風が迎えてくれているようで、
私は涙をこらえて「お会いできて嬉しいです」
と心の中で挨拶させてもらいました。
⁡
夫はとても喜んでいてお墓とお寺の写真を
いくつか撮ってとても満足している姿をみて
私は行こう！と言えて良かった♡
と思いました。
⁡
半分以上諦めていて
付近で挨拶するのが目的になっていたので
こんな奇跡が起こるとは
ご先祖様が導いてくれたとしか思えない
そんな出来事でした。
⁡
息子達は今、大学生と高校生。
今回タイミングが合わず、
一緒に来ることはできなかったけれど
いつか場所を知りたい…お墓参りしたい…
なんて思う時が来るのだろうか？
なさそうな気もするが
私的には是非場所を教えておきたい。
でも交通の便もあまり良くないし
わかりやすい場所ではないから
成り行きに任せよう。