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社長の分身を育てていますか?

【ビジネスを一つ上の次元に引き上げる】
 コンサルタントの 杉本 智です。

普段の業務をしている中で
「もう一人俺がいてくれたらなぁ、、、」
とか、
「コピーロボットがあればなぁ、、、」
って思うときありませんか?


実際にうまく回ってる会社って
社長の分身をつくる仕組みが整ってるんです。

だから、幹部との意思疎通もできて、
現場を任せられるリーダーもどんどん育つんですね。


そして、これが究極的に上手く行くと、
多くの社長が夢見る
仕事を全て部下に任せる
会社の自動運転化」に繋がります。


という訳で、今日は、
社長の分身づくりについてお話ししたいと思います。


私は、コンサルティングの現場で
社長の分身づくりを相談されることが
非常に多いのですが、

社長がついやってしまうのが、
自分の100%の分身(100点満点の部下)を
つくろうとすることです。


結論から言います。
絶対に辞めてください。


理由は、2つあります。


1つは、能力的な問題です。

100%の分身をつくるのは
部下側の素養が関係していますので、
分身になれる人となれない人がいます。

多くの部下は、残念ながら
社長と同じレベルまで
育てることは不可能
です。


また、仮になれたとしても膨大な時間が掛かります。
会社の規模にもよりますが、
早くても5年〜10年ぐらいかかると思った方が良いです。


もう一つは、リスクの問題です。

ちょっと考えていただきたいのですが、
部下が社長の100%の分身になったとしたら、
あなたの部下をやる理由がどこにも無くなってしまいませんか?


せっかく手塩にかけて育てた部下が
独立しちゃったら、育てた時間や労力、コストが
無駄になってしまいますよね。

これは会社にとって大きなリスクとなります。


以上の理由から、
社長の100%の分身を育てることは
オススメしません。


では、どうすれば良いのでしょうか?


100%(=100点満点)の分身ではなく、
60点のレベルまで育てばOK!
という前提に立ってみてください。


60点のレベルというのは、

・言ったことが伝わる
(何度も同じことを言わなくても良い)

・基本的な業務を指示しなくてもやってくれる
(細かい指示を毎回出さなくても良い)

・会社の理念や社長の考えを大枠でも理解してくれている
(離職率が大幅に下がり、自分勝手な行動をとらない)

というようなレベルです。


ここまで育ってくれれば、
現場を任せることができますので、
大きなクレームなどが出なければ

社長は、数年先のビジョンや事業計画を練ったり、
外に出て人脈を広げる
などの
本来の仕事ができるようになります。


しかしながら、
多くの社長は80〜100点の分身を求めたりします。

でも、残念ながら、
中小企業で社長の80点以上の仕事ができる部下は
そうそういません。


社長のように外に出てガンガン仕事をとってきたり、
財務諸表を見ながら数値管理をしたりなどを
部下に期待してしまうと、
満足できる結果を出してくれないの
とてもストレスが溜まってしまいます。


なので、中小企業の人材育成戦略としては、
今いる20~30点の部下を
いかに短期間に60点まで育てる仕組みをつくるかが
非常に大事です。

この仕組みをつくることができたら、
会社の生産性を3倍アップさせることが可能です。


ではどうすれば、その仕組みをつくることができるのか?

その具体的な方法については
次回の記事でお伝えしたいと思います(^^)V


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