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【社長の分身を育てる】ために、まず何をすれば良い?

【ビジネスを一つ上の次元に引き上げる】
 コンサルタントの 杉本 智です。


前回の記事では、
社長の分身を育てることが

 事業拡大や、事業承継
 経営の自動化につながる


というお話をしました(^^)



今日は、社長の分身を育成するために
まず何から着手すれば良いかを
お伝えいたします。



あなたは、
「ナレッジマネジメント」という言葉を
聞いたことがおありでしょうか?

人のマネジメント(管理)ではなく
【知識(ナレッジ)の管理】という意味です。


特に中小企業では、
社長をはじめとする一部のエース達が
数字を上げている場合が非常に多い
です。


そして、
営業のノウハウや製品づくり、
在庫管理などの貴重なノウハウが
その人の頭の中にしか存在しないため、

そのエースが倒れたり、
退社したりすると一気に業務が滞り、
業績が急激に悪化する
ことも少なくありません。



実際に、ある建築系の会社では、
営業をすべて任せていた営業部長が
優秀な営業マンを連れて独立したときに、
社長は、

「あぁ、これで会社は潰れてしまう」

と本気で思ったそうです。


結局、その会社は、
社長の頑張りもあって、
倒産せずにすみました。



しかし、社長は、
今回の件を教訓にして、
一人のスーパーマンに現場を任せてしまうのは
危険が大きいと判断し、

誰でも最低限の業務が回せるように
マニュアルをはじめとする
知識の共有(=ナレッジマネジメント)が
できる仕組み
を整えました。



その結果、
わずか数年でエリアナンバー1を実現し
売上もあっという間に10億円を超え
て、
今では、業界を代表するポジションを
手に入れられています。


このように、
社長や優秀な部下の頭の中だけに
営業や生産(ものづくりや提供しているサービスなど)の
ノウハウをそのまま放置していることは、
非常に勿体ないですし、リスクも大きいです。


「ノウハウ=会社の宝物」ですので、
その宝物を他の社員が知らないのは、
会社全体にとっても非常にマイナスです。


逆に、社長や優秀な部下の頭の中にあるノウハウを
見える化(言語化)することで、
他の社員と共有することができます。

実際に、私はコンサルティングの現場で
述べ2~300を超えるノウハウを体系化してきました。


その結果として、
下記のような成果を得ています。

・ 社長のマネジメント能力を見える化して、
 幹部にインストールした結果、
 社長が3か月現場に出なくても仕事が回るようになった。

・工務店の優秀な現場監督のノウハウを
 入社3年目の若手社員にインストールしたところ
 勤続30年以上のベテランよりも粗利5%以上アップ
(1棟あたりの利益が150万円アップ)

・ストレッチ店のエース3人のノウハウを見える化して、
 お互いにインストールしたところ
 過去最高の売上と集客数を実現


今回、ご紹介したのはあくまで一例であり、
他にもまだまだ沢山ありますが、
ここでは書ききれませんので、
また別の機会にご紹介いたします。

それでは、どうすれば
ノウハウを共有できるかというと、
まずは言語化することです。

具体的には、

・営業であれば、優秀な営業マンが
 お客様に話している内容を録音、文字起こしして
 セールス・スクリプト(セールスの台本)をつくる

・製造業であれば、
 生産性が高い部下がやっている手順を書き出し
 チェックリストをつくる

・サービス業であれば、
 顧客満足度が高いスタッフが
 接客の時に意識していることを書き出し
 接客マニュアルをつくる

といったことです。

もちろん、再現性が高い本格的なマニュアルには
遠く及びませんが、あると無いとでは大違いですので、
最初の一歩としてぜひ取り組んでみてください。


というのも、
私たちの脳は、言語化することで、
無意識の中に隠れている情報が出てきやすくなります。

なので、まず言語化することで、
色々と新しい気づきが発見できますよ。



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