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【社長は孤独】というお話

【ビジネスを一つ上の次元に引き上げる】
 コンサルタントの 杉本 智です。

昨日の記事では、
自発的に動く部下を育てるには、
「安心できる場をつくる」ことが大切
というお話をご紹介しました。


そして、この話って
社長自身にも当てはまるんです。


どういうことかと言うと、
「社長は孤独である」
と世間では言われています。

私も実際そうだと思います。


というのも、
立場的な問題もあり
経営に関することや抱えている悩みなど
なかなか部下にすべて話することは
難しいからです。


例えば、
「今、ちょっと資金繰りが苦しいんだよね~」
とか
「あいつ(部下)は、本当にムカつくんだよ」
って、部下に言おうものなら、


話を聞いた部下は、
「え?うちの会社潰れるんじゃないの?
 転職先を探さなきゃいけないかも、、、」
とか
「俺も陰で同じように悪口言われてるかも、、、」
とあらぬ心配や誤解を招く恐れがあります。



他にも、社長と言っても
一人の人間ですから、

「いやぁ~、嫁と喧嘩して
 今日は落ち込んでるから
 正直、仕事する気分じゃないんだよ」

とか言ったら、

「いやいやいや。
 ちゃんと仕事してくださいよ」

とかなっちゃうわけですよ。


なので、

「話したいけど、話せる相手がいない」
という悩みを抱えている社長は
多くいらっしゃいます。



実際に、私も
コンサルティングの現場で、
奥さんとの関係や恋愛などの
プライベートな相談を受けることもあります。

他には、
部下の悪口や愚痴を聞いたりとか。


そうして、
一通り言いたいことを言うと
スッキリした顔をされて

「いやぁ、話を聞いていただきありがとうございます。
 おかげさまで元気が出ました。
 明日からまた仕事を頑張れます(^^)」

と言って帰られるケースが多いです。


ある社長からは、

「部下の愚痴を聞くことが多いんです。
 そうすると、
 こっちまでネガティブな気持ちに
 なることが多いんです。

 でも、杉本さんと月に一度話をすることで
 落ち込んだ気持ちが解消して
 エネルギーが充電されます」


という言葉もいただきました。


世間では、コンサルタントって、
「問題解決をするプロ」
というイメージが強いと思うのですが、
問題を解決する能力や知識以上に

何でも話せる関係性を作れることの方が
よっぽど重要なんです

だって、この関係性が築けないと、
本音で話してくれないじゃないですか。


そうなると、
表面的な問題ばかり扱って
経営に大きなインパクトを与える真の課題を
解決することはできません。

であれば、
どれだけ豊富な知識を持っていても
猫に小判ですよね。


逆に社長が
部下と話すときに、
「なんでも話してもらえる深い信頼関係」
を築くことができれば、

・社長が気づいていない社内の問題発見
・退職しようか迷っている部下の引き留め

などができるんです。


そうなると、
無駄な離職を防ぐことができますし、
会社の信用を大きく傷つける大きなクレームになる前に
早めに対処することなどができます。


ちなみにですが、
私は、コンサルティングの現場では

「人には言えないことも話せる安心できる場づくり」
を土台にして、

・社長の意図を汲み取れるコミュニケーション能力
・社長の悩みの本質を把握し、真の課題を見抜く概念化能力
・見つけた課題に対して適切な解決方法を提示できる専門知識

を武器にして問題解決を行っています。


図にするとこんな感じです。

ORMテンプレート


繰り返しになりますが
社長が、安心できる場を体験することで、
部下にも同じことができるようになります。


時には、司会進行役として、幹部会議に同席して、
私が安心できる場をつくるサポートもしています。


そうすることで、社長が

「え?皆、そんなこと思ってたの?
 俺が思っている以上に、皆、会社のことを
 ちゃんと考えてくれてたんだな、、、」

と嬉しさ半面、反省したりするケースがあります。


ですので、
ぜひ、今日から部下と話をするときは、
「安心できる場づくり」を念頭に置いてみてください。


きっと、部下の生産性を大きく上げるヒントが
沢山出てくるはずですよ。


そして、今日の記事を読んで
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