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多くの社長が【30人以上の組織をつくれない】本当の理由

【ビジネスを一つ上の次元に引き上げる】
 コンサルタントの 杉本 智です。

面白い本と出会いました


今日は、
とある分野で日本一を目指している弁護士の方と
会食をしていました。


その方にオススメいただいたのが
ホモサピエンス全史という本です。


以前から、本の存在は知っていて
気にはなっていたのですが
未読だったので即Amazonでポチりました。


その後、その方から
本の概要をざっくり聞いたところ
会社経営に非常に役立つ情報だと驚愕しました。


20〜30人で組織が崩壊する理由


本の内容を簡単に言うと、

人類がなぜ地球上で支配層になれたのか?
その理由は、「虚構(実態が無いもの。見えないもの)」を
信じる能力があったからである。


【神】という見えない存在をつくりあげ、
ストーリーを語ることで
1億人以上が同じ方向を見て、
一つの大きな集団をつくることができた。

なので地球を席捲できる一大勢力に
なったのだ。


オランウータンなど、ヒトと似た類人猿は、
虚構を信じられる力が無い。

その結果、
多くても20~30匹の集団しか
つくることができない。

そうなると、人間のように
あらゆる地域にまたがるような
組織をつくることができない。


この話を聞いたときに、
衝撃が走りまくりでした。

というのも、
多くの組織が20~30人規模から先に
なかなか進むことができないからです。

実際に、私のところにご相談に
いらっしゃる社長さんは
従業員規模30人前後の方が沢山いらっしゃいます。


組織には30人の壁があって、
30人前後までは、社長のマンパワーで
なんとか組織を回すことができます。


しかし、30人前後になると
不思議と離職者が増えたり、
横領や社内不倫など、
何かしらの問題が社内に勃発して
組織を大きくすることができなくなるのです。



そして、それらの会社に共通するのが、

・理念が無い(または、社長が理念をハラオチしていない)
・右腕(リーダー)を育成する仕組みが無い

の2点です。


組織が30人を超えると、
部下の一人一人と接する時間が大きく減り、
人によっては、顔と名前が一致しない部下も
出てくる場合もがあります。


そうなると、
一枚岩の組織をつくることは困難になります。


しかし、
社長が120%の情熱を注げる想い(理念)があれば、
特別な引力を生み出し、部下を巻き込むことができます。

強力な磁石に自然と鉄が集まるように、
部下も社長の想いに共感して、
離れることはありません。



これが、冒頭で申し上げた
虚構(見えないもの)を信じられる力
なのです。


そして、このような状況を生み出すには、
社長が「人生を賭けて成し遂げたいこと」を
しっかりと言語化して、
それを理念に落とし込む必要があります。


他社の理念をパクって、
とってつけたような理念を掲げても
部下の心は震えません。

そうなると、
組織を維持したり、
部下のモチベーションを上げるために
お給料や福利厚生、有給取得率などの
ニンジンをぶら下げる
しか方法が無くなります。


でも、ニンジンで動く部下は、
もっと良いニンジンがある方に流れますので
離職率も高くなりますし、
本当に優秀な人間は条件などの損得では動きません


世のためになるなどの
規模とやりがいが大きい仕事を求めます。


なので、
30人以上の組織をつくろうとするならば、

社長の魂が震えるほどの理念(=使命)を
言語化して、部下と共有する

必要があるのです。


そうすることで、
今いる部下のモチベーションも上がり、
優秀な人材もドンドン集まってきます。

その上で、
今いる部下の生産性を上げる仕組みと
それを管理できるリーダー(幹部候補)を育てることで、
自走型の大きな組織をつくることができる
のです。



今回の記事を読んで
私も魂が震えるほどの理念をつくって、
 組織拡大をしていきたい!!

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