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「お前、ふざけんなよ」ブチギレ芸人でっぱりん、ついに○○に手を出す

あいのりが久々に毎週観れるようになり、幸せです。

現在配信されているあいのりはシーズン2で、博多出身のフリーターでっぱりんはシーズン1から引き続き出演しております。

シーズン1の序盤で、酒を飲みすぎて集合時間に遅れたことを番組スタッフ注意されたのに逆切れして、それを諭したメンバーに左ストレートをくらわすという前代未聞の暴挙をはたらいたことで一躍時の人となりました。

(シーズン1、ミャンマーにて:メンバーのハト胸のハト胸に左ストレートを撃ち込むでっぱりん)

でっぱりんは、酒に酔うと自身に盾突く人間や気に入らない人間に片っ端からキレていくスタイルを常としています。

不満に思うことがあれば、溜めずに少しずつ吐き出したほうがいいのに怒りのメーターが振り切れるまでひたすら溜め続けます。しかも惚れ気体質で、すぐ好きな人が変わり、好きな人が振り向いてくれないという状況が重なるとストレスは一層強くなるので、怒りが爆発したときにはもう失うものはないかのごとく悲壮なキレっぷりを見せてくれます。

でっぱりんのキレ方は、自分の不満はみんなの不満という設定から始まり「わたし、みんなのためにここまでキレてやってん のにおまえら何も言わんのかコラ」みたいな感じです。
そして、そこに少しでも異論を挟もうものなら「言いたいことがあるんやったらはっきり言えや!」とキレられます。
この「言いたいことがあるのなら面と向かって言ってこいや」理論は教室の真ん中ででっかい声でしゃべってる1軍の方たちがよく利用してますが、はっきり言ったら言ったで巻き舌よろしく鬼のスピードで反論されます。
だからこの理論はただの恫喝に過ぎません。

さて、今回のキレ芸は女子メンバーへのある不満がきっかけ。
それは、でっぱりんとは対照的な性格を持つペットショップ店員のユウちゃんがことあるごとにでっぱりんを頼ろうとすることでした。

でっぱりんは、誰も頼んでないのに自ら設定を作って勝手にキレる人ですから、自分自身で考えもせずに頼ってばかりのユウちゃんにイライラするのはある意味必然的かもしれません。

それに、ユウちゃんは見た目からしておとなしく、男子メンバーからも可愛がられてることもあり、でっぱりんからすればその大人しさまでもが「男にチヤホヤされたいだけ」と映ってしまったようです。

そして、新メンバーの美容師・英くんを迎えて歓迎会が行われたのですが、その席でファイトクラブが火蓋を切りました。

でっぱりんは公開処刑がお好きなようで、みんなの前でいきなりユウちゃんに説教し始めます。

でっぱりんは、「(ユウちゃんは)1人で行動できるようにならんとモテへんぞコラ!それとも、このままでもモテると思ってんのか?」みたいな言葉を浴びせ、必死に否定するユウちゃんに「私は母子家庭で~」とユウちゃんも同じ母子家庭であることを持ち出して「私はこれだけ苦労して生きてきたんやぞ。それに対してお前は………」と続けます。

という演説が続いた後、今度はそれまでずっと黙っていた男子メンバーに怒りの矛先が向けられます。

「お前ら(男子)ずっと黙っとるけど、どっちやねん。私の味方するわけでもなく、ユウちゃんの味方するわけでもなく。口開けやボケ」と明らかに自分への同調を求めます。

そこでやっと男子メンバーが口を開くものの、「でっぱりんの気持ちも分かるけど、そんなに強く言うことじゃない」、「今回の問題はでっぱりんとユウちゃんの問題であって俺らには関係ない」などと梯子を外されたでっぱりんの怒りは収まるどころかさらに増幅していきます。

やがて、歓迎会をしていたお店の閉店時間がやってきてまだ続けたいと主張するでっぱりんにより主戦場をホテルに移すことになりました。

そして、全員が女子メンバーの部屋に集められることとなったのですがユウちゃんと中国系クオーターのトムは姿を見せません。(トムはすでにでっぱりんの暴走が止められない状態にあることを悟り、ユウちゃんの慰め役に回りました。)

それもそのはず。
ユウちゃんはみんなの前で、自身の至らなさを今までの人生で関わることを避けていたタイプの人間から数時間も巻き舌で説教されたわけですからもうメンタルはボロボロです。

おそらく、ユウちゃんがここまでつるし上げられて説教されることはこれが最初で最後になろうかと思います。一緒に旅する相手を間違ったという地獄です。どっちが悪いかどうかに関わらずこの2人は徹底的に合わないと思います。

そして、ユウちゃんのためにここまで言ってやってんだという設定でいるでっぱりんはついに、姿を見せないユウちゃんへの怒りが抑えられなくなりました。

ほかのメンバーを部屋に残し、小走りでユウちゃんを捜索し始めます。もうこのときのでっぱりんは拳にスイッチが入った状態なのでなにを言っても聞く耳をもちません。

そして、憔悴しきったようすで歩くユウちゃんを見つけるや否やものすごい剣幕で詰め寄り、あろうことかユウちゃんをド突いたのです。

どんな理由があるにせよ人に暴力を振るうのは御法度ですが、女性に手を出すなどもっと考えられません。
話し合いで解決できないから戦争を始めてしまう○○と一緒です。

さらに止めに入ったトムにも容赦なく殴りかかります。

(酔っぱらいが暴れるとロクなことがありません)

(おかしいのはどっちなんだと言いたくなります)

ただ、こんなことを言ってはなんですが、でっぱりんの場合キレるとそれがか弱い女子であろうがマッチョな男子であろうが本能のままに暴力にふるうのである意味では向かうところ敵なしの無双状態です。
なので、誰かに怒りをぶつけたいときはでっぱりんの怒りをその人に向けさせてキレてもらえばいいと思います。

この惨劇の翌日、でっぱりんは「これからは、酒飲んで暴れたりしません」とゆうちゃんではなく、カメラに向かって謝罪しました。
現在ゆうちゃんは卒業し、アル中暴力女のでっぱりんはラブワゴンで相変わらずの存在感を発揮していますが、はたして今後の旅で真実の愛は見つけられるんでしょうか。

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