改憲勢力、ふたたび衆参で3分の2確実とする 憲法改正へ動きが本格化か|参院選2022

本日投開票を迎えた参議院選挙は、政権与党で76議席を上回る見込みとなり、憲法改正に前向きないわゆる改憲勢力で参議院の3分の2を占めることが確実となった。

これにより、憲法改正の発議に必要な衆参で3分の2議席を確保したことになる。

改憲勢力で衆参3分の2を占めるのは2016年の参院選以来二度目。
今後、憲法改正への動きが本格化するのは必至な情勢だ。

一方で、憲法改正への是非は国民の間で大きく賛否が分かれており、国民投票に至っても実現するかどうかは不透明な状況に変わりはない。

また、自民党と連立を組む公明党は、自民党の示す改憲案に慎重な姿勢を崩しておらず、今後は公明党との調整の成否が、憲法改正実現を大きく左右するであろうと考えられる。

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