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2019年2月の記事一覧

作られた分断:【速報】「辺野古移設」反対多数確実 ふたたび示された民意は重い

たった今、辺野古移設の是非を問う県民投票の反対多数が確実となりました。移設反対派の玉城デニー氏が昨秋の県知事選で史上最多得票で勝利したのに続き、ふたたび「辺野古No」の民意が示されたといえます。 辺野古新基地建設に使われるセメントを造る場所=名護市 (株)琉球セメント前 世界一危険な軍事基地、米軍普天間基地の移設先としている辺野古を「唯一の選択肢」として13年もかかる工事を強行する政府与党の姿勢に厳しい批判が集まることは言うまでもありません。 しかし、基地周辺以外に住む

作られた分断:第十三部 大阪生まれ大阪育ちがなぜ、沖縄の県民投票に関心を持つのか

米軍普天間基地の辺野古移設の是非を問う県民投票がこんや投開票されます。 今回、沖縄に足を踏み入れたのはこの県民投票を取材するためです。なぜか。関心があるからです。 米軍基地問題は対岸の火事ではないじゃあ沖縄県で生まれ育ったわけでもない人間が、なぜ他県の問題に頭をツッコむのか。単にそういう趣味を持ったおじさんだからなのか。 当たり前ですが違います。米軍基地を日本のどこに置くべきか。ひいては、日本の安全保障を他国の軍隊に委ねていいのか。要するに、「よそのことだから関係ない」とは

作られた分断:第十二部 県民投票告示日に「投票結果に関わらず移設進める」宣言 移設反対派の諦めねらったか

今月24日に投開票される辺野古移設の是非を問う県民投票がきょう、告示を迎えた。 政府与党は、投票結果にかかわらず移設を進める構えで、この民意を無視する宣言に多くの批判が集まりそうだ。 また、投票結果の効力がないことをあえて告示日にほのめかすことで、県内に広がる移設反対のムードをかき消すねらいがあったとみられる。 これまでにも、移設反対の県民世論の高まりを政府はあの手この手を使って封じ込めようとしてきた。 なかでも露骨だったのが、県民投票の選択肢を「賛成」、「反対」の二択では