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#卵料理

ピータン豆腐の作り方

ピータン豆腐の作り方

ピータンはアヒルの卵をアルカリ性の条件下で凝固させるめずらしい食べ物。英語ではcentury egg、フランス語ではŒuf cent ansと言います。日本語にすると百年卵という感じでしょか。

香港あたりでは生姜の砂糖漬けと一緒に食べたりしますが、日本や台湾での定番は豆腐とあわせること。

外で食べると高いピータンですが、自分でつくれば安価です。

このあひるがかわいい。それでは材料です。

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ワンランク上のオムレツを作るコツは15分前に塩を入れること

ワンランク上のオムレツを作るコツは15分前に塩を入れること

オムレツは卵料理の代表的存在。オムレツには焦げ目をしっかりとつける外国式の方法と、木の葉型に折り込み焦げ目をつけない日本式の2種類が存在します。後者のオムレツは僕が調理師学校に入った時の卒業課題の1つで、布巾を卵に見立てて、フライパンの柄をトントンと叩くのを練習したものです。

オムレツ 1個分
卵   3個 L玉使用
塩   小さじ1/4(1g) (指3本でつまむとだいたい1gです)
バター 

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ゆで卵の作り方のコツは卵を茹でない

ゆで卵の作り方のコツは卵を茹でない

料理の基本シリーズです。

ゆで卵についてはこんな記事も書きましたが、今回はイギリスが誇る三つ星シェフ、ヘストン・ブルメンタールさんの作り方の紹介。ヘストンさんは 「完璧なゆで卵(Boiled Egg)をつくるコツは、卵を茹でない(Not Boiled)こと」と言います。

最も知られているゆで卵の作り方は『水と卵を鍋に入れて、沸騰してきたら火を弱めて所定の時間茹でる』というもの。しかし、このレシ

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スフレ風フリッタータの作り方

スフレ風フリッタータの作り方

フリッタータはイタリア風のオムレツ。ところでオムレツは日本風の焦げ目をつけないスタイルとヨーロッパ風のしっかりと焦げ目をつけた二種類がありますよね。今日、紹介するフリッタータはイタリア風ではなく、日本風。焦げ目をつけずに、繊細に仕上げます。

スフレ風フリッタータ(2個)
卵   1個
生クリーム 30cc
粉チーズ  10g(パルメジャーノレッジャーノかペコリーノロマーノ)
じゃがいも 小1個~

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目玉焼きの作り方

目玉焼きの作り方

目玉焼きは簡単な料理の代名詞ですが、なかなか難しいものです。プロセスを確認しながら目玉焼きの作り方を確認していきます。

まずは〈卵の保存〉から。卵は通常、冷蔵庫に保管しますが、野菜室は避けた方がいいでしょう。卵の殻には気孔という細かな穴があり、ニンニクやタマネギのような匂いの強い野菜と一緒にしておくと、匂いがすぐにうつってしまうからです。余談ですが、トリュフと卵を一緒に保存して、香りを移したトリ

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