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緊縛はアンダーグラウンドか?

縛楽 たかせ秦之助

みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。

先日、日本在住の外国人の方とのお話に、こんな一幕がありまして。

曰く、その方の母国では緊縛はアンダーグラウンドなものだという認識はないが、緊縛の祖国である日本人に緊縛の話をすると、眉を顰める人が多いのが不思議であると。

これはあくまでその方の感想なので、海外の方が須くそう思っているかは別の話かとは思うものの、そういうシチュエーションは少なからずあるだろうなーと思ったりします。

以前、フランスに旅行に行かれた日本人の方がいて、その方はフランスでKinbakuに出会い、日本に帰ってきてから、日本にもKinbakuがあることに驚いたと言っていました。

まさかの逆輸入…!

某感染症の影響により多少の停滞感はあるかも知れませんが、緊縛は既に、世界各国に道場が開設されていたり、海外で普及している画像投稿サイトで「Kinbaku」「Shibari」などで検索すると、わんさか出てきたりします。

きっと緊縛は、日本人が思っている以上に、海外で普及していると思われます(とはいえ、まだまだマイナーカルチャーだとは思いますが)。

では日本ではどうかと言いますと、こちらもおそらく増えていると思います。

ここ数年で緊縛を扱うバーやスタジオも増えていますし、個人運営の緊縛サロンなんかも結構増えているように思います(個人の感想です)。

そんな状況を踏まえて、いよいよもって、緊縛は、アンダーグラウンドとオーバーグラウンドの境目に差し掛かっているのではないかと感じていたりする次第です。

緊縛がオーバーグラウンドになる理由

あくまで主観です!個人の感想です!

緊縛は一般に暴力的なイメージが強いかと思います。

確かに、2000年以前の緊縛は、かなり暴力的な側面が強かったように思うし、現代においてもAVはそのイメージを踏襲しているように思います。

ただ、実際の緊縛シーンにおいては、例えばSMバーなどのお店や緊縛サロンなどがそれにあたりますが、暴力とはだいぶかけ離れたものになっています。

現代の緊縛においては、第一に合意があること、第二に安全に配慮することが必須とされています。
#これのどこが暴力か

その上で、緊縛の魅力って何かといいますと、
1. 対面での密なコミュニケーション
2. 表現の多様性
だと思っています。

対面での密なコミュニケーション

インターネットの普及と某感染症の蔓延によって、人間関係というのはひたすらに希薄化し、それが社会問題になっています。

対面でのコミュニケーションが希少なものとなる世界線においては、相対的に緊縛のエッセンスが貴重なものになると考えています。

緊縛は「スキンシップって大事だよねー」の究極系でもあると思うんです。

つまり、まさかのここにきて緊縛は社会に求められるものになるのではないかという仮説。

表現の多様性

元はSMのイチジャンルとして発展した緊縛なので、現在でもSMプレイとして嗜まれている方は一定数いるかと思います。

ただどちらかというと、性行為の延長、もしくは代替として楽しまれている方が一番多いように思います。

もっとライトな人だと、社交ダンス的なものとして楽しまれている方も多いと思います。

緊縛の始祖とも言える伊藤晴雨氏(1882-1961)が多くの写真や絵画を残されているように、視覚表現、創作として活動されている方も多くいます。

また、SMショーの元祖とも呼ばれている長田英吉氏(1925-2001)以降、ショーパフォーマンスや舞台芸術のイチジャンルとしても成立しています。

あとこれはレアケースだとは思いますが、なんのかんの100年を超えて受け継がれてきた緊縛の歴史やカルチャーは、文化研究のテーマとしてもとても面白いです。

などなど。

ちなみにたかせは大体全部やってます。

緊縛超楽しいっす。

というわけで、まとめ。

なんか書き始めた時と、だいぶズレたところに着地していますが、たかせの文章なんて大体そんなもんです。
#反省がない

そんなこんなで、緊縛はアンダーグラウンドなのか、これからオーバーグラウンドになっていくのか、そこには様々なご意見やご認識があろうかと思います。

そして当然、これはたかせ一人がどうこうというレベルのことではなく、むしろ誰がなんと言おうと、社会的必然に応じて流されていくものだと思います。

が、まぁ一つだけ確かなことは、現代における緊縛は犯罪でもなければ暴力でもない緊縛をする人は異常者でもなければ危険人物でもない、というところは、今後も声を大にしてお伝えしていきたい所存です。

もちろん中にはそういう人もいますが、それはどこの世界でも同じなレベル感でしかないですよ、ということで。

なんの話だっけ?

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えんいー

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