#41『スター』(著:朝井リョウ)を読んだ感想
朝井リョウさんの『スター』
先月に文庫版が刊行されました。
今の世の中におけるSNSやメディアに関して、モヤモヤとした何かを感じていることは誰しもかあると思います。それが見事に言語化されていました。
あらすじ大学の同じ映画サークルだった立原尚吾と大土井絋。
2人が監督を務めた作品『身体』が、ぴあフィルムフェスティバルでグランプリを受賞します。
慎重派で「細部に神が宿る」を信念にしている尚吾と、感覚派でかっこいいと感じたものをかっこよく撮る絋。
2人は大学卒業後に対照的な道