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ついカッとなって狩野モデルが書いてある論文、買った

もう年報のようになってしまっているブログで、以前『狩野モデルとUXピラミッド』とのエントリーを書いたのですが、狩野紀昭先生ご自身から「狩野モデル」についてご講義いただけるセミナーがあったので、行ってきました。

そしたら、なんと、衝撃の内容が。

狩野モデルといえば、実務をしている人にもわりと認識しやすい言葉で、品質要素をモデル化しているものです。
なんと、魅力品質・当たり前品質・一元品質以外にも、他の品質があった、まじか

そして、その品質要素も合わせて関係性を考えると、非常にしっくりくるというか、あー、そうそう、そうだよね、というところも多く。

魅力品質調査や、魅力品質のライフサイクルも、その過程も、非常に勉強になるところばかりで、「品質の評価」というと、なんとなく感覚で、となりがちな私の軟弱さを思い知った内容でもありました。
私、もっとちゃんとできるところだらけじゃん!

特に、魅力品質調査のところは非常に参考になりました。元の論文と今回の配布資料と比較して、あ、ここバージョンアップされてる、確かにこっちの方がシンプルでいいなぁとか。なんか、、、、もっとちゃんとできる気がしてきた、、、!!!!!(ダメな感想)

あと、余談ですが、元データ当たらないと、やっぱりダメだなーというのが反省としてあります。反省を活かして、早速論文購入してきました。

Webの情報や、セミナーの資料には出典がない場合も多く、解釈の解釈、となることも多いですしね。現に↑の私の図でも一元品質を他の言葉に置き換えてしまってますし。

他人の解釈を読んでわかった気になる、というのは悪いことではないと思うんですが、その人の解釈にどれくらい正確な提供元の情報が含まれているかなんて、わからないですからねぇ。そして、その人の解釈を私がどの程度受け取れているのか、、、、だんだん元データからの精度は落ちてくことになってしまいますね。。。。

加えて、引用元や元データとなるようなもの自体が書かれていないことが多いのも困ったところで。。。。そうなると、「その人の考え」なのか「引用」なのか判断がつかなくなってしまうことも多いんですよね。

元の誰かの考えや解釈があって、そこから自分の考えが導き出せたのである、との考えがあれば、引用元を掲載するのでしょうが、そういう考え方自体ないのかもしれませんし、そういった経験もないのかもしれませんね。
私の場合は(美術系の学部でしたが)大学で論文を書く際にそういうの知りましたね、もしかして論文書かないのかな、、、今の大学は、、、(老害)。
研究者や提供元へのリスペクトが低いと感じてしまい、勝手に悲しんだりしています、たまに。

そんなことはどうでもいいので、狩野モデルの論文読もう!安心してください、日本語です!こちらから購入できましたよ!

J-STAGE Articles - 魅力的品質と当り前品質 https://doi.org/10.20684/quality.14.2_147

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