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練習記録2023/7/8,9

初投稿にも関わらず今週は両日とも海に出られなかった。それでもいろいろやったことがあるので書いていこうと思う。

7/8(土)

NTTヨット部の神谷さんにコーチングして頂いた。予定としては午前中に座学・艤装・陸練、午後に海上練習だったが、赤旗で出艇できなかった。ただ、農工大ヨット部は復活したばかりで、他大と比べて知識が不足しているので、陸でじっくりとお話を聞けたのは良かったと思う。

今回のコーチングで大事だと思ったのは再現性だ。神谷さんの口からも何度この言葉が出てきた。今まで、農工大はそれぞれがそれぞれの船でやりやすいようにやるという方針で活動してきた。理由として、艇番が離れていて船ごとに違いが多いこともあると思うが、それではミーティングをしてもなかなか効果があがらない。理系の人間なら対照実験の大切さは理解しているはずだが、実践できていなかった。そのためには船が違っても寸法を測ったりすることで条件を揃えていく必要があるし、選手の動きも揃えていく必要がある。まずはチーム内で情報共有をし、クルー動作などは共通化していきたい。

合宿所では軽い筋トレをした。腕立てと腹筋という極めてシンプルなものだが、飽き性の僕でも1週間以上続いているので、あまり無理せず続けることが大事かなと思い、そのまま続けている。夕飯は祖父から野菜の差し入れがたくさんあったのでそれを使った。美味しかった。

7/9(日)

前日の予報では朝から赤旗だと思われていたが、ハーバーに着くと黄旗だった。急いで艤装し、都立大、海洋大とともに出艇しようとメインアップしたとき、赤旗が上がった。2日連続で海に出れなかったのは残念だったが、前日に神谷さんに教わった整備をするにはちょうど良かった。

スティフナーにバングを取り付ける穴を開ける元主将

大弍郎の主な整備ポイントは2つ。バングとジブハリだ。バングの役割はブームを下げることだ。バングはマストとブームを斜めに繋ぐように取り付けるので、スティフナー側の取り付け位置が低いほど下向きのベクトルが大きくなる。よって、スティフナーに新たに穴を開け、より低い位置に取り付けられるようにした。また、ジブハリが出にくいことも問題だった。ジブハリが出ない原因は、絡まり等がなければロープが太すぎるかテークルが多すぎるかのどちらかだということだった。したがって、ロープを5mmから4mmに変更し、テークルも一つ減らした。結果としてめちゃくちゃ出やすくなった。次回の練習が楽しみだ。

整備が終わった後は、新艇に見劣りしないように大弍郎を磨いたり、七大学戦のチャーター用に貸す良太郎の梱包を手伝ったりし、昼過ぎにハーバーを出た。

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