雑記

Digimartをうろうろすることはやめておらず、ウォッチリストには20件以内をキープしながら常に商品の情報がピックアップされています。御茶ノ水・秋葉原界隈で、1本欲しい中古の出物があり、割と長い間売れずに残っていましたが、ある日コンテンツが消えていました。そのお店はネット情報の削除が売却と同期しているのか、soldで滞留する時間を許さず、即刻ページがなくなります。するとウォッチリストの件数も減っていて気付くのです。

それは4弦のフレットレス・ベースでした。1ハム仕様で、お店に触りに行くことは叶いませんでしたが、出したい音が出る印象でした。

私は、自分の練習をフレットレスでやっています。6弦を使っているのですが、実は5弦のフレットレスを入手して、現場でも使いたいと思っていました。それは4弦ということで、実利的に満足が半減してしまっているので、動向を窺うに留めていたのは正しかったと思います。しかし市場から消えると、思いのほか大きなショックを受け、買っておけばよかったなと後悔の念が浮かびました。ちなみに6弦のフレットレスは、練習するには事足りますが、音質に満足がいかず、あまり聴衆の面前で自身のボイスとして運用するには気が引けています。

6弦フレットレスに、将来的なアテはあるので、探すことはありません。6弦フレッテッドも同様です。私にとって、逆に5弦はフレッテッドもフレットレスも、未だ関心事になっています。フレッテッドは、一応気になっているのは前にも書いた、Sadowskyのジャーマンメイド、ミュージックマンタイプのハムバッカーが乗っているネックの細い楽器です。60万円前後なので買えません。でも欲しい。

そっちは、まぁ、なにか起きた時くらいにしか入手を検討できない、実現性の低い物件ですが、例の4弦フレットレスが消滅した傷心の中、物色してみると、需要にベストマッチする5弦フレットレスを発見してしまいました。良きことか悪しきことか…。

というわけでそれが今非常に気になっている日々で、買えない値段ではないことが背を押すけれど、弾きに行けない場所にあることで踏みとどまっています。そのバランスは、結構すれすれで、お盆の週まで休みがないからこそ保っていられますが、遠方まで出られる時間さえあれば試奏だけでもと無理をしかねない潜在的な欲望には苛まれます。売れてしまえば、それ以上のショックが待っているのでしょうに、いや、無理はできません。

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