高校軽音楽部支援、バンドクリニック関連

昨年12月に都立武蔵丘高校へ伺い、各1時間、部員による2バンドのクリニックを行いました。いわゆる軽音の強豪校として知る人ぞ知る武蔵丘高校は公式ウェブサイトの「学校生活」をクリックして現れるページの「部活動・生徒会」のバナーでは視聴覚室のステージが画像に使われ、学校を挙げて力を入れていることが伝わります。

その時に担当したヤラズノネというバンドは

Youtubeチャンネルの「ブカピ 部活ONE」の「軽音楽部」ディビジョンの企画でソニーミュージック後援のもと、プロクリエーターのプロデュースでオリジナル曲のレコーディングとMVの制作を行いました。

企画の発進は昨年9月頃(訂正:学校に話が来たのは5月みたいです)、レコーディングは11月頃のようですから、私がお会いしたときには既に制作が完了していました(MV撮影はまだかも)。クリニックでは違う曲を取り上げましたが、少し余った時間に別の曲を聴かせて下さいとお願いしたところ、この企画にエントリーされた楽曲も演奏してくれました。

完成した楽曲は『夜空と星、春の歌』、ベーシストの小森君が作詞作曲した、もちろんオリジナル曲です。完成したMVはこちら

ブカピ軽音楽部では強豪3校の代表に同様のプロジェクトを与え、Youtubeの再生回数でno.1を決めるコンテストとしました。そして、公平に見ても一推しであったヤラズノネが見事一位を獲得。バンドのメンバーとは僅かながら内容の濃い時間を過ごすことができ、私自身、応援の気持ちで毎日再生していました(他の学校も優秀ですね)。MVのメイキング動画も上がっています。

クリニックは、視聴覚準備室という、比較的狭い用具置き場のような場所に機材を持ち込んで行いました(メイキングにも映っています)。5人編成ですので、手狭な空間ではありましたが、日頃から練習場所として使用しているようです。バンドの楽曲制作過程に踏み込むことはせず、効果的な練習を行うための機材セッティングや心得などの点で、気付けていないところを指摘しつつ、その場における最良のアンサンブルを引き出すことに留意しました。ギタリストの根本さんは、みんなの音が聞こえて、こんなにやりやすかったことはないと感嘆していました。とっても上手で、すぐにでも通用しそうなドラマーの永田さんには、少し抑えて叩いてもらいましたが、一番重要なことは何であるかを知ってほしくて、そのようにアドバイスしました。

都立武蔵丘高校の軽音部はConton Candyやルサンチマンをはじめ、私でも事前に知っていたようなバンドを輩出しており、学校側の力の入れようも覗えるというものです。校外からのコーチを招聘する機会も、きっと多いことでしょう。私もそうした一人であったことを光栄に思いますし、直接関わったメンバーが世間での評価を得られたことを嬉しく思うとともに、祝辞を送るつもりで今日の記事を書きました。おめでとうございます!

昨日は、別の高校へ行ってコーチしてきましたので、その模様は後日アップします。今後ますます積極的に軽音楽部支援の活動を増やしていこうと考えておりますので、ご興味がありましたら気軽にメッセージをお送りください。もちろんベーシストですのでオンラインによるベースレッスンを行っております(ジャズを含む全ジャンル対応)し、PA講座の方も好評を得ております。よろしくお願いいたします。

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