Alex Blake

渡辺香津美さんのLonesome Cat(1977)とVillage in Bubbles(1978)にはブルックリン生まれのベーシストAlex Blakeが参加しています。私が彼の名を知ったのは、おそらくはVillage in Bubblesを当時持っていた友人の宅でジャケットを見ていた時でしょう。音は聴いていないのですが。その後、記憶にあるのはMahnhattan Transferの公演で見たことがあるようなないような、サポートメンバーとしてツアーをやっていたのは確かです。

前にもご紹介した通り、極力、リッピングしたファイルには演奏者の名前をタグに入れているわけですが、検索したところ他にありません。手持ちの音源では彼の演奏を、ほぼ聴いていなかったようです。Manhattan Transferのレコーディングに参加しているかもしれませんが、彼等の音源をリッピングしてないのです…。

香津美さんの2作を聴くと、私には凄くStanley Clarkeの影響を感じます。彼もアコースティックとエレクトリックの二刀流で、プロデビューがSun Raと、ジャズシーンから出てきているので近いバックグラウンドかもしれません。Alexの1stソロアルバム"Especially for You"(1979)はYoutubeで聴くことができます。

ジャケットの写真で持っているのはアレンビックのベースに見えます。音もそんな感じです。

さて、もうひとつ、彼の名を見かけた記憶とは、Ibanezにシグネチャーモデルがあったということで、調べると簡単にわかりました。RB924というのがそれです。デジマートにも販売済みのデータがあり、行く行く消えてしまうでしょうけれど、一応載せておきます。

https://www.digimart.net/cat3/shop2440/DS05519607/

中々これは良さそうじゃないですか。次に見つけたら買ってみたい気がします。

画像1

(画像はeBayの古いデータから拾いました。このチラシ自体が商品でした)。

正直に言うとAlexに強い興味を持っているわけではありませんが、Manhattan BlazeについてはBetter Daysに残したアルバムを見つけましたので発注しました。もちろん増尾好秋さんを聴きたいのが動機です。届くのが楽しみです。

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