4/7の日記
日月火水とマイカーでのお出かけが続いています。純粋な通勤と業務上必要な雑務のためです。原則として公共交通を拒否する傾向を明確にしたのは何年くらい前だろう。4〜5年前には、時々電車も乗っていた気がしますし、大阪へ行った今年は新幹線を使いました(最寄りまではクルマでしたが)。
こういうのは、もはや自慢と言ってもいいのかもしれませんが、やはりミニのMTを買って良かったと運転のたびに思います。確かに渋滞はしんどいですが、ちょうど一ヶ月前に車検でお借りした5ドア・ミニのDCTだったと思うけど、ATは乗っていて全然でした。楽ちんなだけです。パドルシフトで変速を任意に行えばいいではないかと指摘されるところでしょうが、そういうことでもないのですね。
基本的に、ガソリンをあまり燃やさないで走りたいと思っています。交通状況によって、ここでぐっと加速しなければ、という場面で踏んだとします。2Lターボはそれなりに強烈にクルマを前へ引っ張り、それもまた気持ちよさを与えてくれますが、メーターパネルの右側で主張するガソリン残量のセグメントが、その一踏みでたいてい一つ消え、課金した罪悪感を残すのです。なのでCooperSグレードを、振り回す楽しみで扱ってはいません。
パドルシフトをありがたがる向きは、よりローギアを優先してエンジンの回転を高く保つ走り方を刺激として楽しみたいのだろうと推測しますが、別に右足でやればいいのに、と思うばかりです。ちなみに代車にはドライブモードが、ミニでの名称は失念しましたがエコとノーマルとスポーツのように3段階ありました。スポーツなんて、アクセルオフでのエンジンブレーキが利きすぎてクネクネの登坂路などでしか使えない感じでした。ノーマルもギクシャクすると思いましたし、私はエコが一番スムースに走れました。思えば以前のボルボにもエコとノーマルがあって、常時エコにしていました。そうでないと、アクセルを優しく踏んでもクルマが出過ぎてしまうので、それを押さえるためにブレーキを踏むというような矛盾行動を強いられるためです。この2台にはディーゼルターボという共通点があって、そのせいかもしれませんが。
最初のマイカーを所有してから17年間、4台のマニュアルシフト車を乗り継いで、13年前に初めてAT車を買いました。大きめのワゴンボディにしたかったのが理由です。ルノーのラグナ・ワゴンでした。ルノーはずっとそれまでも好きで、申した通りATは初めてでしたが、その4速トルコンは全然嫌ではなかったですね。4気筒NA2Lエンジンを、その時代のオートマティックで走らせると燃費は7km/Lくらいだったので隔世の感があります。ボルボはトルコン8速でしたから(ディーゼルターボで燃費16km/Lくらい)。
今のミニを運転していて強く思うのは、左ハンドルだったら完璧なのに、という一点です。ATになる前の2台は左ハンドルMTでした。左足がクラッチで右手がシフトの組み合わせが操作に良いリズムを与えていた気がします。現在は左足のクラッチ、左手のシフト、右手でステアリングを保持して、右足でアクセルペダルを踏む、どうもこの組み合わせは、私は個人的にリズムが取りづらく感じます。右利きであることも関係するかもしれません。左手はシフトノブに置きっぱなしの傾向が強く、右手のみのステアリング操作になりがちです。右手でシフトしていた頃、利き手は頻繁にステアリングとシフトノブを往復していた思い出があります。その方が安全に運転できている気がします。というより、左手を今は意識的に、都度ステアリングに戻すようにし、極力片手運転にならないよう気をつけています。
プジョー308に、確か左のMTがあってまだたしか買えたと思うし、納車時期未定でスルーしたAbarthにも選択肢はあったかと思います。Abarth(500ベースの方)は色んな意味で面白かったかもしれませんね。
さて、左ハンドルにはデメリットが多いことも体験的に熟知していますから、この年齢で乗るクルマが右のMTとなったことに、理性は納得しておりますが、いよいよこうしたクルマ選びの可能な時代は幕を引きそうです。各メーカー、エレクトリック・ビークルへの完全シフトを宣言して、それが2025年だったり2030年だったり様々ですが、すでに今年販売される車種にも、そうしたムードは盛り込まれつつあり、私たちを徐々に馴らしていく空気が匂います。
ミニのニュースで恐縮ですが、現行3世代目のBMW MINIの3回目のフェイスリフト(いわゆるマイナーチェンジ)はEV顔になりました。
http://minicooper-sketch.com/mini-f56-f55-f57-lci-2021/
いややわ〜、こんなん
何がピカチュウ化や
内装、メーター関係からアナログ感が失われていくのが嫌です
iPhone / AppleWatchみたいになっていく…
ミニには似合わん
一方、モデル末期お決まりの化粧モデル『ピカデリー』は素敵です。こういうのがいい。元々ムーンウォーク・グレー・メタリックは好きな色だったので選べるのが嬉しいけれど、スタンダートなペッパーホワイトもシックでいいですね。ディーゼルの3ドア(3気筒1.5Lなのでちょうど良いと思う)で382万円。高いですね!将来、MTを諦める時が来たらこんなのを探してみるのもいいでしょう。
http://minicooper-sketch.com/mini-f56-f55-piccadilly-edition-2021/
とはいえ、このミニに乗り続けるのが嫌になって(ATにしたくなった時です)買い替えるとしたら、もしかして人生最後のマイカーになりそうですけど、今の思いとしては実は決まっていて、シトロエンにしたいです。自分のお金で10台乗り継いできた結論、フランス車が好き(イタリア車は未経験だけどね)。
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