引っ越し貧乏

という言葉を聞きます。そりゃ繰り返せば致命的な痛手を負うでしょう。ロスが大きいですもの。私もそれに近い。20年2月にここへ来て、来月引っ越します。賃貸契約を解除する申請が受理され、その一連の手続きの中に、引っ越し業者の案内が必要か問われていました。提携している業者へ頼めば20%offとのこと。もちろんチェックボタンを入れました。

今日は、その筋から2業者が見積のための下見に来ました。そして驚愕します。

その割引を適用して、なんと1件目の見積が71万円でした。単身者ですよ! 70平米から60平米へ引っ越すのに。むろん半端じゃないCDと本の量です。梱包をやってもらいます。それにしても1Fから1Fで、繰り返すが単身者です。ベッドは1台。冷蔵庫もそう大きなものではありません。洗濯機だって。エアコンの付け替えはないし、楽器とオーディオは自分で運ぶと言いました。なんで?

営業の方はすまなそうに、本部の判断は、この仕事を取らなくていいというものみたいです、と仰います。でしょうね。誰が払うでしょう。

実家からここへ来るときにはインターネットの一括見積を使ってみました。もちろん営業の人間が見に来ます。思い出しました。最初50万の見積を置いていきました。他の業者の対応を待ち、2〜3日放っておいたら電話が来て、36万に下げてきました。そういう手か。70万は17万に下がるでしょうか。

結局あの時は16万でした。4tトラックで4人若いのが来て、当日の朝梱包して午後の早い時間には仕事が終わりました。戸建てからアパートへ、距離は何倍もあります。私は漠然とそれよりは安く済むだろうと髙を括っていました。ある意味、簡単な仕事だったような印象です。

今回はアパートからマンション。距離はクルマで5分。絶対それ以下と思いますよね。しかしながら、ここで買ったものがあります。ベッドです。そしてCDの大きなラックが2竿、ニトリのパイプ型のラックが4竿。内容物は特に増えてはおりません。といったことを冷静に考えれば、やっぱり16万以下にはならないかもしれませんね。

なんでも、正社員率が高い、残業に厳しい、みたいな「働き方改革」を理由にしていました。そして今はなんでも価格上昇しています。この期間中に消費税も上乗せされました。しかしねぇ。

アコギは割に喫緊の要請で入手したいのですが、もうバカな話はしてられませんね。めっちゃ安いので凌ぐかもしれないです。

追記:IKEAの家具はありませんか?と問われ、あるのですが、それは捨てますと答えました。割り増しがあるようです。壊れやすいとか組立が難しいとか、そんな話です。ちなみに有機LEDは養生に16k必要です。前は液晶だったので加算無し。

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