サッカーの魅力とは(2)

サッカーをプレイする上での魅力について続けて考えていきたいと思います。今回はチームスポーツであるという観点から。

「サッカーはチームスポーツである」

チームスポーツである以上一番重要なことは何でしょう?
それはチームメイトとの関係です。チームとして練習して試合をします。
決して一人では勝てません。チームとして勝ちます。
このポイントは個人競技とチームスポーツの違いであり、自分がチームスポーツに魅了される所以です。

個人競技といえばテニスや陸上、水泳、相撲が思い浮かびます。ダブルスやリレーなどは少し違いますが。テニスはだいたい優勝する選手は世界ランキング通りですし、ボルトは無敵でした。横綱は勝って当たり前の空気があります。

個人競技では、主に強い方が勝ちます。当たり前に感じられるかもしれませんが、一人対一人なら実力通りに結果がなることが主です。

では、チームスポーツではどうでしょうか。
ラグビーで日本代表は世紀の番狂わせを起こしました。
サッカーのW杯では、世界ランキング1位のチームが優勝することは多くありません。

当然ですが、人数が増えるほど一人あたりの能力が結果に与える影響は小さくなります。その分、1+1を2以上にすることが重要になってきます。

俗に言うワンマンチームで勝てるのは小学生か中学生の地区大会レベルまででしょう。
一人一人に突出した能力がなくてもチームとして戦うことができれば、勝つことができる。ある意味平等でいいですよね。
逆に突出して能力がある選手は、自分だけでなく如何にしてチームとして勝つのか考える必要がある。

チームとしてどう戦うかで無限の可能性があるということが大きな魅力の一つです。


ここまでは勝敗に関して考えてきました。
次に仲間について考えたいと思います。

仲間とはすなわちチームメイトのことです。
いや、サッカーに関して言えば、一緒にボールを蹴ったらもうみんな仲間と呼んでも構わないのではないでしょうか。

小学校の休み時間に一緒にボールを蹴った友達は仲間です。
部活やクラブチームのチームメイトはもちろん仲間です。
何度も対戦する相手チームの選手も仲間になり得ます。

ここがサッカーの魅力であることは言うまでもありません。

サッカーはコミュニケーションです。

部活やクラブチームのチームメイトは一生の友達と呼べるほどの関係性でしょう。
それはサッカーがチームスポーツだから。
苦楽を共にし、チームとして戦ったからこそ生まれるものです。

近所の公園で知らない子供達と一緒にサッカーをしたら、一気に仲良くなれるでしょう。
トレセンや選抜チームでも、練習前は話したことがなくても練習後は自然と話せます。

ボールを蹴るとコミュニケーションが取れます。

自分は今までロシア、ブラジル、イギリス、スペインあたりの選手たちと一緒にプレーしたことがありますが、言葉はわからなくてもボールを介してならコミュニケーションが取れました。

不思議とサッカーをするだけでその人の性格や人間性はわかるものです。

サッカーのポジション別性格診断というものもありますが、血液型の性格診断よりかはあたっている気がします。

ポジション以外でもトラップの仕方、パスの質、シュートの強さ、守備の仕方などでも自然と性格は伝わってきます。

知らない人とさえすぐに仲良くなれる「コミュニケーションツールとしてのサッカー」の魅力を確認しました。

ホントにサッカーは面白いなと思います。


今日はここまでで終わります。
ここまで見てくださった方ありがとうございます。お疲れ様です。

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