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神奈川散歩

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神奈川県内をウロウロしたときのお話です
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2024年8月の記事一覧

【神奈川県鎌倉市】北鎌倉あじさい散歩 北鎌倉であじさいならば、明月院の裏庭散策 24.06.09_12:00

 北鎌倉のあじさい寺で有名な明月院には裏庭がある。  今日も丸窓の写真を撮るのに大行列なのだけれど、いわゆる丸窓の奥の景色というと分かりやすいだろうか?  ここ、追加料金500円が必要だけれど・・・  このシーズン限定の開放なのだけれど、500円がよほど敷居が高いのか、見物の人ががくんと減る。  一人できていれば500円だけれど、二人なら1000円。四人家族なら2000円・・・なかなかシビアな日本経済。  地獄のサターンも金次第ですわ。  それでも明月院の裏庭、見

【神奈川県鎌倉市】北鎌倉あじさい散歩 北鎌倉であじさいならば、明月院に寄らなくちゃ 24.06.09_12:00

 北鎌倉であじさい見物といえば明月院は外せません。  明月院は元は明治に廃寺になった関東十刹禅興寺の塔頭。  境内に北条時頼の墓があるのはその関係。  今では鎌倉随一のあじさいの寺です。  今日も駅から明月院まで人が数珠つなぎ。  毎年のこところの風物詩とはいえ、自分も含めてご苦労なことです。  明月院の拝観料は500円。一人ひとりから500円を取ると一体今日一日でいくらになるんだろうはゲスな勘ぐりかな?  結構広大な境内も人でごった返し。  せっかくの明月院

【神奈川県鎌倉市】北鎌倉あじさい散歩 鎌倉五山第二位円覚寺参拝 24.06.09_10:00

 梅雨の晴れ間。  友人の押木さんを誘って北鎌倉にあじさい見物に出かけた。  駅は大混雑だったけれど巨大寺院が多い北鎌倉は、人がバラけてしまえば後は悠々自適なあじさい見物。  まずは、鎌倉五山第二位の円覚寺から参拝。  駅からほど近い円覚寺は(元は駅すら境内の一部だった)訪れやすい古刹。  広大な境内に堂宇が並ぶ。  あじさいが見どころというほど咲き誇ってはいないけれど、それでもこの季節の北鎌倉。  境内のそこここに微笑むあじさいの姿はなんとも美しい。  曹洞

【神奈川県鎌倉市】浄土宗開宗850年記念鎌倉散歩 大町あたりをぶ~らぶら 24.05.12_14:40

 本来は、小町大路の滑川にかかる鎌倉十橋の一つ、夷堂橋の北側が小町、南側を大町と区別していたそうだ。  なので、材木座も由比ヶ浜も大町だった。  駅前の観光土産物通りがある小町にたいして、そこそこ寺院は点在しているけれど、現地人の居住が主な大町の知名度は高くない。  今の時代は、材木座と大町は区別されていて、なんとなくJR横須賀線が線引かな?  鉄道による文化の寸断はどこの地でもさもありなんだから。  小町大通りの一本東側の寺社仏閣が並ぶ細い通りが大町のメイン通りだ

【神奈川県鎌倉市】浄土宗開宗850年記念鎌倉散歩 極楽浄土は工事中 光明寺 24.05.12_12:00

 2024年。法然が浄土宗を開宗して850年の記念の年だそうだ。  浄土宗も850年前、平清盛が権勢を誇っていた頃は新興宗教だったんだなぁと改めて思う。  叡山を下り京都に花開いた浄土宗は、現在、知恩院を総本山としており、歴史的に関東の人間にとっては馴染みが薄い。  それでも、江戸時代の芝の増上寺と鎌倉時代の鎌倉の光明寺は大本山である。  というわけで、今日は鎌倉の光明寺に参拝してみた。  鎌倉は材木座にある光明寺の開基は四代執権北条経時。  出来たばかりの浄土宗