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過去ログ(13)棟上げvol.3

屋久島の激しい自然に抗うために設計された「SNAPPEROCK」の屋根工事は、地元産の杉板を用いた伝統的なやといざね工法で進められています。
この工法では、細く加工した角材を杉板につなぎ合わせることで、最終的には屋根が二寸(約6センチ)の厚みを持つように仕上げられます。
このおかげで、断熱にも効果があったらいいなと思ってます。


丸鋸で屋根の端をきれいに仕上げてます

そして今、屋根からはみ出た部分を丁寧に切り取り、整える作業に取り組んでいます。
しかしながら、この時期は雨も多く、予想以上に作業の進行が遅れる日々が続いています。屋外での作業は雨の影響を直接受けるため、計画していた工程よりも時間がかかってしまうことが多いです。それでも、私たちは屋久島の厳しい気候に負けず、一歩一歩前に進むことを心がけています。

端がきれいに整いました

このような状況ですが、地元の仲間たちの協力と助けを得ながら、私たちは前向きにこの挑戦を乗り越えています。完成した時、この屋根がどれだけ多くの自然の挑戦に耐えられるか、その強さがSNAPPEROCKを訪れる人々に安心と快適さを提供することでしょう。

まずは杉板で屋根が覆われました。

この工程の困難にもかかわらず、私たちはSNAPPEROCKがただの宿泊施設ではなく、訪れるすべての人に特別な体験を提供する場所になると信じて努力を続けています。次の更新で、屋根作業の完成とその他の進捗をお知らせできることを楽しみにしています。

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