0からのサービス創り🚀
はじめに
はじめまして、こんにちは。
株式会社diddyworksのサイトウです。
アドベントカレンダー17日目!
弊社が提供するサービス「Liss」がなぜつくられ、どのようにつくられたのか、Lissのこれまでについてお話したいと思います。
なぜLissのこれまでを話そうと思ったかと言うと、サービスをリリースしたのが2019年2月22日で、サービス提供を開始してからもうすぐ2年になります。
会社が3期目に入り、Lissの今後の方針を決め新しいスタートを切るにあたって、これまでを振り返り今後のプロダクト開発に活かしたくて文字に起こすことにしました。
メンバーに話しを聞いたら忘れてることもあったので、忘れないためにも記事にしたいと思いました笑
こんな背景があってサービスができたんだよ〜と社内で話すことも少ないですし、記事にしておくと誰でもいつでも見れるのでいいですよね!
スポーツマッチングプラットフォーム「Liss」については、
こちらの記事で紹介してるのでぜひ!
Lissが生まれた背景
スポーツを教えたい人、教わりたい人
をつなぐプラットフォームを創りたい
スポーツを教えたい人が教わりたい人をどのように見つけるか?の問題もあるけど、見つかったとしても教える場所はどこだろうとなり、教える場所の確保が必要だよねってことで教える場所を可視化することが俺らの1歩目だ!
そんな想いから、Lissが始まりました🚀
0からのサービス創り
本当にたくさんの経験をさせてもらいました。
まずスポーツ施設運営に必要な機能を洗い出すために、施設のフロントに立たせてもらいながら、どんな人が来て、どんな事を聞かれて、どんな対応をしているのか。既存システムの操作も見ながら、必要な機能は何かを洗い出したことを今でも思い出します。
エンジニアとして働いていたのでスポーツ施設運営に携わる機会なんてあるわけもなく、とても新鮮で楽しかったです。
これはスポーツ施設運営に必要だよねって機能を洗い出し、他にも細かい機能はありますが機能要件をまとめました。
・スケジュール確認
・イベント開催 / 募集
・顧客管理
・スクール管理
・メール送信 / 履歴
実装する機能が多かったので、開発の手戻りが極力おこらないようmoqupsでモックをつくりサービスイメージを具体化して、ページ遷移やボタン配置などスポーツ施設の担当者と認識を揃えながら開発を進めるのはとてもいい経験になりましたね。
担当者に言われたことをただ実装するだけでなく、Lissとしてどうあるといいだろう?と自問自答して、施設に寄り過ぎたカスタマイズ機能にならないよう気をつけてました。
Lissはフットサル・バスケ・テニスなど様々なスポーツジャンルに対応した施設運営を可能としているので、カスタマイズされすぎた機能だとある施設にしか使われない機能になってしまうため、バランスを見極めていく必要があります。
Lissの新規導入だけではなく既存システムからの移行もあるため、既存システムの機能を全て洗い出しLissではどうすべきか、データ移行用のバッチを用意したりと、大変でしたが今思えば楽しかったように思います。もうやりたくありませんが、、笑
やっと動くものができたので、導入に向けた営業・機能改善・新機能開発に取り掛かります。
そんな中、一番やってよかったなと思うことがひとつあります。
「スポーツ施設の運営業務を体験する」
Lissを導入して使ってもらうにあたり、実際にどう使われるんだろう、余計な手間は増えてないだろうか、ボタンの配置はここでいいのか、わからないことがたくさん出てきて、モックですり合わせてはいたもののやはり実際に使われるとなると不安になるものです笑
そんな不安を解消するには自分達が業務を知らないと解決しないんじゃない?となり、Liss導入施設へ施設運営させてもらえないかお願いして、導入初日から一週間、業務を体験させてもらいました。
施設運営者として電話を受けたりイベントへの予約を受け付けたり緊張もありましたが、Lissで施設運営できてる!!と興奮したのを覚えています。
全員がエンジニアということもあり、バグを確認したらすぐ修正してリリースと運営に支障をきたさないサポート体制で挑めたのもまたよかったです
ネットで調べて見た情報からここが課題だ!と思うところはたくさんありますが、現場を体験することで見えてくる課題も多くあるなと感じました。
そんな経験もあるからか「ユーザーに憑依する」という弊社のバリューが生まれたのかもしれません。
自分達がつくったサービスを自分達が使って施設運営をすることで見えてきた修正点はユーザーに寄り添った良い改善に繋がったと思います。
・ボタンの位置こっちだよね
・この導線はよくないね
・これファーストビューに必要だよね
ついにリリース!!!
リリースして少し時間が立ち、使われ始めると問い合わせが目立つようになりました・・
最初こそ問い合わせだ!とサービスへの反応があるようですんごい嬉しかったんですが、同じ問い合わせが何回も続いてみんな困ってるからこれはよくないねと。
問い合わせ内容一部抜粋
「メール届きません」
「ログインできません」
「退会の仕方がわかりません」
「イベントキャンセルどうやるんですか」
「アカウント登録したのにログインできません」
思ったより使い方に困る人が多いなあと感じた自分がいたんですけど、それは間違っているなと気づかされました。
インターネットにふれる機会の多い私達の「普通」を基準に考えてたからです。
普段からPCに触らない、SNSを使わない、アカウントになれていない人もいる現状を理解した上で、ユーザーがどこで何に困っているのか?を考えることでようやく、ユーザーが本当に困っているポイントを理解し対処できるようになりました。
施設・ユーザーからの問合せが止まらなくてまだまだ改善点たくさんあるぞー!って必死に対応していくなかでQ&Aページを作ったり、こうやって生まれるんだなとしみじみ思いました。ほんとうにほんとうに
世の中のにあるQ&A、ありがとう。
Lissのこれから
「スポーツをする人のプラットフォームへ」
~ スポーツするなら、Liss ~
「Lissのこれから」は別記事で書くのでお楽しみに!
株式会社diddyworksについて
株式会社diddyworksは【スポーツと生きれる世界を創る】をミッションに、スポーツマッチングプラットフォーム「Liss」を提供するスポーツテックカンパニーです。
Liss以外にも、スポーツに関連した新事業も創ってます。
一緒に創っていくメンバーも募集しているので、気になったらチェックしてみてください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?