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マレーシア現地採用5人家族 身近にプールがあるけど泳げない

こんにちは。

マレーシアでは地面のコンクリートが割れていることなんて当たり前にあります。駅構内の床もよく割れています。
先日、娘がその割れた床を見て、
「この床いぼんでる!!」と言ったので笑ってしまいました。

【いぼんでる】って何?!(;^ω^)


さて。。。

マレーシアのおそらくたいていのコンドにはプールがついていると思います。
我が家のコンドにもついています。
ママ友さん家族とプールで遊ぶことも時々あるのですが、娘の同級生たち、みんな泳げないのです。
その子たちの親もみんな泳げないのです。

え?え?

なんで??

こんな身近に、なんなら毎日プールに入れる環境があるのに何で泳げないの?と不思議でした。

その子たちの親だけではなく、時々コンドのプールで出会う他の大人も泳げていません。

もぐって息が続く限りバタ足して、苦しくなったら立ち止まる。それを繰り返す。
または、顔をつけずにクロール。
いやいやめっちゃしんどいやん。そんなんで泳ぎ続けられないでしょ?!と思ってみていたら、うん、やっぱり5mくらいが限界。

もちろん本格的に泳いでいる人もいますが、ほとんどの方は潜ったり飛び込んだり、浮かんで遊ぶのがメイン。

娘のお友達は溺れないように腕に浮き輪をつけたり、ベスト型の浮き輪をつけています。
まあ、それつけてたら普通に泳ぐことがそもそも難しいですが。

でも、何でなんだろ?と思っていたら、大きな違いは小学校にプールがないということだと思いました。

日本では学校に絶対プールがあるし、夏になると体育の授業はプールになります。

水泳を習っていない子でも、恐らくクロールくらいは卒業までに何となく泳げるくらいに特訓されるのではないしょうでうか?

でもマレーシアの公立学校にはプールがないようで、そりゃ泳ぎを学ぶ機会もなければ、自分だけ泳げなくて恥ずかしいから頑張ろう!という思いも持たないわ、と思いました。

マレーシアでは泳げるようになるためには習い事をする(スイミングスクールに通う)、ということで、お金がかかる。
そこまでするのかどうか・・・。
日本では水泳は人気の習い事ですが、マレーシアではプール自体は近くにあるので、習いたい!!と思っている印象は受けません。

「プールがあるから夏の間は学校に行きたくない」とプール嫌いで登校渋りをしている、との声を何度か聞いたことがありますが、その子たちからしたらマレーシアは最高だろうな。

もう一つ。
スポーツ関係で不思議に思ったことがあります。

コンドの庭でお友達と遊ぶ機会が時々あるのですが、
何度かリレーを試みたのです。

私たちの説明力不足も関係しているとは思うけど、全くリレーができないのです。
あなたは1番目で2番目があなたね、と言っても、よーいドン!でみんな一斉に走り出す。
これまで3回、別のきょうだいでトライしたけど、ことごとくダメだった・・・。

4歳の息子でさえ、知ってるし、理解しているリレー。

これは日々(日本の)保育園の中で培ってきたものなんだな~。
遊びや運動会の練習の中で見ているし、4歳の息子も上級生のしていることを見て知っている。
そして、真剣に勝負して、チームが負ければ泣いたりする。

マレーシアではそういう【真剣に!!】みたいなものを感じない。

ぴしっ!ぱしっ!集・団・行・動!!!みたいなものがなく、なんとな~く、ゆる~く始まりゆる~く終わる印象。
ぐだぐだでもま、いっか、みたいな。
【真剣に!】<<【楽しく!】が強い印象。
日本は【真剣に!】=【楽しく!】な印象です(個人的に)。
(学年が上がると【真剣に!】>>【楽しく!】になる気がする)

なんでなんだろう?

暑いからかな?

ぴし!ぱし!なんてやってられないくらい暑いからかな?

でも私たちも夏休み明けから始まる運動会練習、暑くて大変だったけど、ぴし!ぱし!やってた。

とすると、暑さではなく、そうしなくてはいけない社会要因なのか。
日本では先生から言われるのはまず、手を指先までしっかり伸ばす!だったり、姿勢よく!背中をまげない!だったり、所作から入りますもんね。
茶道・華道でも所作が美しいし、そういう感覚は日本の伝統なんでしょうね。

このままいくと、我が子らは絶対ぴし!ぱし!なんて集団行動できないわ(・∀・)

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こんにちは。ハルノツキです。マレーシアへ来て6か月になろうとしています。早いです。娘の小学校入学にあたっての送迎問題や日々の生活で感じた日…

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