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マレーシア現地採用5人家族 親のフォローが試されるとき

こんにちは。

扇風機のコードを引っ張って倒してしまい、扇風機が背中にあたった息子。

「大丈夫?怪我ない?」と聞くと、「体力ゲージが1減ったけど、自分の体力ゲージは11あるから大丈夫。全部なくなったらしむ(死ぬ)けどね」と答えるので笑いました。


さて。。。

前回の記事の続きなのですが、
ノーと言われ、トイレに行けずおもらししてしまうのはさすがに可哀想だな、と思い、先生に拙い英語ながら「息子がこう言ってたんだけど、、、」と聞いてみました。

こういう時難しいですよね。

まず、決してモンペではないですよー、決して先生を責めてる訳ではないですよーと伝わって欲しい(;^ω^)

そして、
ただ、事実関係を知りたいのと、息子がトイレに行けるようどう先生に言えば良いのかを息子に教えてあげたいだけですよーという親の希望を伝えたい。

英語で?!

激ムズ!!!( ;∀;)

メールの方がまだまとまりのある文を作れるかな?と思い、メールすることも考えたのですが、でも文じゃなくせめて私の顔だけでも、
息子が動き回るし、話聞かないし、英語分からないし、大変なのは重々承知しているよ。
家でもめちゃくちゃ大変だから。
先生たちに感謝しているよ、と伝えたかったのです。

で、直接聞いてみると、

トイレに言っちゃはだめとは言ってない。
ただ、息子はトイレに行くと何回も言う。
5分前にトイレに行ったのにまた行こうとする。

あと、洋服も頻繁に着替える。

服をかえるのも、ほんの少し汚れたり、濡れたりしただけなのに替えたがる。勝手に着替えるから好きにさせている、と言っていました。

多分ね(;・∀・)


途中から先生の英語のスピードに私のヒアリングが追いつきませんでした。

上記を夫に伝え、息子はじっとするのが苦手だから、動きたくなってトイレに何回も行く(行こうとするフリをして身体を動かす)のかな?

服は家でもそうだよね。
ちょっと濡れたら嫌がるし、過敏だよね、という話になりました。

で、夫が仕事帰りに幼稚園に寄って話を聞いてみる、と言ってくれたので任せました。

聞いてきたところによると、
私のヒアリングは概ね間違っていなかったようですが、
息子はトイレに行ったあと帰ってこないそうです。
キッチンや他の部屋に行ったり隠れたりする。毎回先生が探している。危険。だから息子がトイレに行きたいと言うときはいつも先生がついていっている。
あと、クラスメートに対してパンチするのもある。注意するが笑っている。
言葉が通じないからだと思うけど、家でもトイレに行ったら教室に戻ること、あと、家でも英語の勉強を協力してくれたらありがたい、との話になったそうです。

夫からは多動傾向なこと、マレーシアに来て環境が変わってからよりひどくなってることを伝えました。

翌日、先生に今日の息子はどうだったか聞くと、
「今日も少し服が濡れただけで着替えていた。制服じゃなくて家の服の方が安心するのかと思い、好きにさせておいた。
授業中は大人しく座っているけど、身体を動かす授業の時は動きが激しく友達にもパンチしたりする。
校長先生からもダメだよ、優しくねとは伝えているのだが、ふざけている」とのことでした。

その次の日も
クラスメートのお腹をパンチしていた。クラスメートの子も笑ってない。怒っている。それを先生が怒った顔をして伝えても先生の顔を見ずに横を向いたり逃げようとしている」とのことです。
(想像がつく。家でもそうだから。もう嫌で嫌でこちらの言うこと全てに全力で反抗して、ダメと言われることをやってやる!!って感じです)

多分ね(;・∀・)

全てはヒアリングできてないけど、そんな感じだと思う。

あと、前回の記事でお菓子を持っていきたいとの希望がありクッキーを持っていったところ、長女は食べてきたけど、息子は「食べちゃダメって言われて食べれなかったから家で食べる」と持って帰ってきたのです。

同じクッキーで長女はオッケーで息子はダメとかある?

多分オッケーだけど、息子の行動に対して何してもノーノー言われる(と息子は思っている)から、クッキーもノーと言われたと思ったのではないかな?

翌日先生に聞くと、
食べても良いよ。おやつのときCan I?って聞いてね、と言われたので、
息子におやつのときにクッキーを先生に見せてcan I?と言うよう伝えました。
*おやつの時間は10時頃にあります。

ところが食べてこず。

何で?と聞くと、おやつなかったから。だから持って帰ってきた。クッキー家で食べる。

?どゆこと?(;'∀')

長女に聞くと、「おやつあったよ。炒飯だった」。

謎が解けました。

おやつが炒飯だったので、息子はランチだと思ったようです。
で、おやつの時間にクッキーは食べるから、今日は食べれないな、と思ったようです。

難しすぎるだろ!!

長女がいなかったら絶対解読できないし(笑)

息子の話だけ信じたら、息子だけおやつ食べさせてもらえなかったのかと思うわ。

なんか、ネガティブシンキングになっています。。( ;∀;)
迎えに行ったとき、先生たちが息子にノーノー言っているのは確かによく見るし、中にはちょっときつく言い過ぎじゃないかしら?と感じる先生もいます。(あんまり息子のこと好きじゃないんだろうな~、手焼いてるんだろうな~と思います(;^ω^))

でも、息子がウロウロして帰ってこないのも本当です。
ニヤニヤしながら「トイレの後、先生たちのトイレの場所見にいったー」と家で話していました。
色々気になるし、気になったら最後、自分で見るまでは納得できない性格だということがよく分かりました。

クラスメートにパンチしているのも事実なので、先生方は息子の対応には本当に手を焼いていると思います。言葉も通じないし。

ただ、、、

息子の良いところが一つも聞けないのは母としてちょっと悲しい。

息子の特性は分かっていたので、「マレーシア行ったら大変だろうな。でも海外ってちょっとしたことでも褒めてくれるって聞くし」、と思っておりましたが、甘かったです(;^ω^)

今後も先生とはこまめに話をしたいと思います。

あと、私たちも息子の行動を叱りまくっていましたが、もう疲れ果てていたし、これ以上叱りたくなかった。
息子の行動全てが叱る対象になっていました。
叱れば叱るほど余計するという悪循環に入っていると自覚していましたが、危険なこと、乱暴なことに対してはちゃんと言わないと!と思っていたので、夫婦共に週末の疲労感が半端なかったです。

もう限界、と思い、知り合いの心理士さんに現状を相談すると、
「特性のある子に環境の変化の負荷はかなり大きいと思う。
とにかく今は小さいことにはできる限り目をつぶって、褒められる場面を増やして、息子の好きなことで身体を使ってエネルギーを発散させた方が良い。
制止したり、怒らざるをえない時でもタイムアウトを取り入れたり、こちら側も注意した後はきれいさっぱり水に流す、できるだけ褒めて終わる、で自己肯定感が下がらないようにした方が良いと思う」

と助言いただきました。

本当にそうだよな~と涙が出る思いです。
もうブチ切れるような叱り方はしない!!と決めました。
そして、少々のことは無視して、とにかく褒めよう!と思います。


長女にも一つ事件が。

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こんにちは。ハルノツキと申します。マレーシアへ来てひと月が経過し、少しは生活に慣れたけど、子どもの特性と言葉の壁により幼稚園問題が色々起こ…

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