萩尾望都さんがコマ割りについて語っていたこと

画像1 萩尾望都さんについて書かれた文庫を斜め読みした。中にインタビューが記事としてまとめられており、当然ながら漫画作品の創作についてのやり取りがあった。その中で、萩尾望都さんがコマ割りについて語っている部分があった。
画像2 曰く、手塚治虫さんや横山光輝さんはスタンダードなコマ割りで基本ともいえるものではないか。子供の頃描き写していてそう感じた。曰く、コマ割りはそれぞれの感性に結びついているので、浮かぶ人はすぐ浮かぶ。曰く、当然ながらコマ割りには意味がある。(記憶に基づく意訳なので、違っていたらごめんなさい。現物が手元になく、確認できたら後日訂正するかも。)
画像3 萩尾望都さんは私より年長で、当時子供の数少ない娯楽が漫画だったという語りはよくわかった。ただ話の流れからすると、コマ割りの話をする ⇒ 1ページまるまる漫画を写していた? ともとれる内容だったので、子供の「お絵かき」では人間単体しか描いたことがない私はかなり驚いた。才能のある人は子供の頃から視点が違うんだなーとびっくりした訳だけど。
画像4 絵画も漫画も、先達の模写をしながら上達の道を探るのは同じなんだなぁ。じゃあ写真はどうなんだろう? 好きな人の作品の模写って可能なんだろうか? そして私は意味のある(この場合は構図とか撮り方の部分だけど)写真を撮っているのだろうか?とふと気になったので、メモ代わりに書いておくことにする。

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