ヘアドネーションについて美容師さんに聞いたよ。

画像1 美容室に行ったとき、馴染みの美容師さんとヘアドネーションの話をした。長く伸ばした髪をカツラ用に寄付する活動の事だけど、最近参加者が増えているのだそうな。コロナで家に居ることが多くなったことと関係がありそうって話だった。「髪の長さは31cmから受け付けるんだけど、送られてくる量が増えちゃったらしくて、31cmは今少しストップしてって言われてるんだ。」とお姉さん。
画像2 様々な事情で髪の毛をなくした人にカツラを届ける活動で、その美容室は仙台で活動しているところと提携?しているんだって。「31cmだと、カツラにするとショートヘアにしかならなくて、本当はもっと長い、41cmとか51cmとか欲しいみたいよ。」「一人分から一つのカツラができるわけではなくて、10人分ぐらいは必要なんだって。」
画像3 へぇ、カツラってそんなに必要なんだ。「一人分の髪にも短い髪が入ってたりするしね、そういうのを避けるとどうしてもね~。」との事だった。
画像4 実は私も寄付をもくろんで髪を伸ばしているんだけど、この歳になると長いのはめんどくさいってことがよくわかる。洗うのも乾かすのも時間がかかるしめんどいし、床に落ちた髪は長いから目立つし、細かいところで手間がかかる。そろそろ切っていいかな?と聞くと、「んー、あと1年半はかかるかなー。」そんなに?と聞き返すと、「切った後の長さも考えるとね~。」との事だった。
画像5 なるほど、坊主にするならともかく、切った後の髪も整えなければならないなら、それなりの長さがいるよね。残す長さ+31cm以上 となると、やっぱり時間がかかるねぇ。「みんな我慢ができなくなって、31cm取れるぐらいで切っちゃうけどね。」あー、気持ちはわかるなー。定規で自髪を測ってみたら、今丁度30cmぐらいだった。YouTubeでヘアドネーションと入れると、バリカンで坊主になってる人が居たけど、あれはあれで決心がいりそう。
画像6 申し訳ないことながら、病気等で髪がないという人の感覚が今ひとつピンとこない。みんな持っているものが自分にはない、という感覚がどれほど深い痛みを伴うのか、のほほんと生きてきたからかよくわからない。けど、貴女が必要としているなら、私のでよければ分けてあげたいと思うよ。(写真は、先日雨に濡れながら撮ったバラ。もっと撮りたかったけど雨がひどすぎた。)

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