明日は秋だね。

相変わらず暑い毎日ですが、お盆過ぎからは虫たちがかしましく鳴きかわし、夜風も何とは無く涼しく感じられるようになってきました。9月も中旬に入り、そこはかとなく秋の気配がしてくる気がします。

会社へ行くまでの通勤途中、しばらく続く背の高い塀のそばを通るのですが、夏至の頃はほとんど影が道路に落ちず、直射日光を浴び暑いな～と思いながら歩いていました。

9月に入り、だんだんと影が伸びてきて、最近は頭からすっぽり影の中を歩けるようになりました。。は～、助かる。

段々と太陽の軌道が高度を下げてきていいるからですが、歩く道々影の長さを見ていると、千と千尋の最初の方のワンシーンを思い出します。橋の欄干の影がみるみる伸びていき、急激な時間の経過と異常事態を予感させる演出がありましたね。あれ。

もちろん実際にはあんなスピードで時間が流れているわけではないのですが、毎日歩く道の影の幅を日ごとのレイヤーにして重ねると、すごく早く境界線が動いていくようで。

相変わらず時間の過ぎるのは早いことだと思う訳です。明日は秋だね。（写真は、山梨県の雑木林で見つけた紅葉ほか。）