見出し画像

1000日チャレンジ 642日目 英語でアメリカ史を読む「A Little History of the United States」(27. The New West)

ゴールまで358日

★BMI:24.2

◎James West Davidson著『A Little History of the United States』(Yale University Press; Reprint版 (2016/9/13))を読みながらアメリカ史を勉強する。
27. The New West
(要約)
ミシッピを超えた土地が発展したのは、1840年前後からの半世紀と言ってよいだろう。東部から白人たちは馬で移動してきたが、その馬が草原を食べつくし、インディアンたちの生活を脅かすようになる。さらに鉄道で狩猟家たちが押し寄せ、パイソンを取りつくしていく。カリフォルニアで金が発見され、49ers(フォーティーナイナース)と呼ばれる人たちの後にも、多くの人々が西部に流入する。1860年代以降、インディアンの部族と白人の戦いは激しくなるが、やがてインディアンは特定の居留地に追い込まれていく。この間、カリフォルニアでは15万人いたインディアンが3万人に減少した。パイソンがとりつくされた土地には、白人が牛を持ち込んだ。一方で、農民たちは土地を囲って、小麦などの栽培を始める。このようにして、かつて 草原が広がっていたイリノイやインディアナには、鉄柵で囲まれた農地 でトウモロコシや小麦が栽培された。そして、バイソンを追いかけて暮らしていたインディアンたちは、保留地に追いやられたのだ。

archaeologist;考古学者、wagon;荷馬車、shaggy;粗野な、threatened;絶滅の恐れのある、sawmill;製材所、prospector;金鉱を探す人、fabulously;大金持ちの、gypsum;石こう、suffice;十分である、gringo;(スペイン文化圏から見た)外国人、英米人(used in Latin American countries to refer to a person from the U.S.)、rancher;農場の経営者、invention;発明、nibble;少しずつかじる、
swarm into;~に殺到する(to move around together in a large group, looking for a place to live)

◎野生動物とともに居留地に追いやられる先住民と、その土地に牛や小麦を持ち込む入植民たちという構図は、それほど遠い昔のことではないことに、改めて驚かされた。
小さいころにNHKで放映されていたテレビドラマ「大草原の小さな家」は、まさにこの時代のお話だったことを懐かしく思い出した。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?