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1000日チャレンジ 496日目 山種美術館「水のかたち―《源平合戦図》から千住博の「滝」まで―」を観て①川端龍子『黒潮』

ゴールまで504日

★BMI:24.1

★先日、東京・広尾にある山種美術館で開催中の『【特別展】水のかたち―《源平合戦図》から千住博の「滝」まで― 特集展示:日本画に描かれた源平の世界』を観てきたので、印象の残った作品について書いておきたい。

◎【特別展】水のかたち―《源平合戦図》から千住博の「滝」まで― 特集展示:日本画に描かれた源平の世界;本展は、水をテーマに、海辺を舞台とし江戸時代に描かれた《源平合戦図》や歌川広重の名所絵、川端龍子、千住博など日本の画家の作品を特集した展示となっている。
★山種美術館;山種美術館は、山種証券(現SMBC日興証券)創業者の山崎種二氏の個人コレクションをもとに、1966(昭和41)に日本初の日本画専門美術館として開館。その後、安宅コレクションの一部を買い入れるなどして、場所は、千代田区三番町を経て、2009年から現在の渋谷区広尾に移りながら日本画のコレクションの展示を続けている。

◎川端龍子『黒潮』;19-20世紀日本の画家・俳人 川端龍子が1932年に描いた作品(山種美術館蔵)。

黒潮(山種美術館蔵)

◎波の荒い海で7匹のトビウオが飛んでいる(跳ねている?)。海の青さが鮮やかでとっても派手派手な印象。これ自分の家の今にあったらお客さんびっくりするだろうなぁ。魚の描写はとても写実的で精密。よくよく観察したのだろうなぁと思わせる見事な描写力。一方で、トビウオの配列など、全体はとても装飾的で琳派を思わせるようなところもある。これは本物を間近で見るべき作品だと思った。


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