見出し画像

1000日チャレンジ 463日目 『ArtQuake: The Most Disruptive Works in Modern Art』(6)「Black Square」(Казимір Северинович Малевич)

ゴールまで537日

★BMI:24.3

Susie Hodge著/Frances Lincoln(2022年)『ArtQuake: The Most Disruptive Works in Modern Art』(電子書籍版)

(6)「Black Square」(Казимір Северинович Малевич);19-20世紀ウクライナ(ソ連)の画家Казимір Северинович Малевич(カズィミール・セヴェルィーノヴィチュ・マレーヴィチュ)が1910年に描いた作品(The State Tretyakov Gallery蔵)

Black Square(The State Tretyakov Gallery蔵)

Suprematism;、シュプレマティズム:この言葉は「絶対主義」を意味し、ラテン語の「supremus(至高の、最後の)」に由来する。白黒の円や正方形のみを構成要素とする「無対象」絵画を指す。マレーヴィチュが提唱。

concurrently;同時に、avant-garde;(フランス語)前衛的な、geometric;幾何学的、convey;伝える

◎マレーヴィチュはロシアにおいても新しい表現をする新しいアートが必要だと考えた。フランスにおけるキュビズム、イタリアにおける未来派の影響を受けて、彼自身は”立体未来主義”を標榜する。1913年の展覧会に初めて「黒の正方形」を出品した際に、彼は、シュプレマティズムという新しい芸術運動の始まりだと語った。アートはそれまでの芸術のように現実世界を表現したものではなく、基本的な線や形で構成されるべきだと考えた。彼は自身の作品「黒の正方形」を絵画のゼロ地点と呼んだ。

◎この本で初めてした芸術家。印刷ではよくわからないが、白の麻布にカラフルな幾何学がまず描かれ、その上から黒の正方形が塗り重ねられているのだという。一度、自分の目で見てみたい作品だ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?