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1000日チャレンジ 905日目 國學院大學博物館 常設展示(考古ゾーン)

ゴールまで95日

★BMI:22.8

★先日、國學院大學博物館の常設展示を観たので記録に残しておきたい。

國學院大學博物館
【住所】〒150-8440 東京都渋谷区東4-10-28 〔國學院大學渋谷キャンパス内〕
【 開館時間 】午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
【 開館日 】通年(土・日・祝含む)
【 休館日 】不定期(館内保守及び大学の定める休日)
【 入館料 】無料
【概要】(以下、博物館web siteから引用)
「当館は、日本文化の講究に必要な文化財を収集・保存し、学術的な研究成果を一般に公開するとともに、広く学内外の研究教育活動に資することを目的として設置された大学博物館です。その淵源は、昭和3(1928)年創立の考古学陳列室(後の考古学資料室・考古学資料館)と、昭和38(1963)年創立の神道学資料室(後の神道資料展示室・神道資料館)にあり、両組織を統合した学術資料館や、伝統文化リサーチセンター資料館の設置を経て、平成25(2013)年に國學院大學博物館が発足しました。
平常展では、校史・学術資産研究センターの所管資料を交えながら大学の歩みを辿り、考古学から見た日本列島の歴史を通観した上で、神道と日本文化に対する理解を深めていくことができます。また、論文形式に拠らない研究発表である特別展・企画展や、各種の教育普及事業、博物館連携事業などを通して、社会に開かれた大学の窓口としての役割も担っています。」

【感想】こんなにお宝いっぱいの博物館が、こんなに身近で便利なところに、それも無料で。どうして、今まで行かなかったのかと後悔。國學院大學は神道の大学なので、展示には、このほかに神道ゾーン、校史ゾーンがあったが、考古学ゾーンだけでおなかいっぱいに。他のところは、また次回じっくり見たい。縄文~古墳時代に興味があれば、ぜひ行って欲しい博物館。

挙手人面土器(古墳時代前期;4世紀)(長野県長野市若穂保科 片山遺跡出土)(國學院大學博物館蔵)
(以下、博物館web siteから引用)「千曲川支流の保科川南岸に所在する片山遺跡は、大石の下に古墳時代前期の土器が埋納されていた特殊遺跡である。本資料は、身体に見立てられた類例のない土器であり、胴部に顔面を表現し、口縁部に腕を模した一対の突起を持つ。伴出した高杯・坩・器台は、東海系の影響を受けたものと、在地系のものが共存しているが、ともに4世紀中葉の所産と見られる。近在の和田東山古墳群や、大星山古墳群の造営主体が用いたものであろうか。」

挙手人面土器(國學院大學博物館蔵)

★いやいや、こんなの初めて見た!遊び心なのか?かわいい。

深鉢(馬高式土器、火焔型土器)(縄文時代(中期)新潟県長岡市深沢町 岩野原遺跡出土)(國學院大學博物館蔵)
(以下、博物館web siteから引用)
「深鉢(馬高式土器、火焔型土器)。名称は鶏頭冠と呼ばれる燃え上がる炎を象ったかのような豪快な四つの把手に由来するもので、新潟県を中心に分布する。
 信濃川左岸の段丘上に所在する岩野原遺跡は、縄文時代中期から後期にかけての大規模遺跡であり、広場を中心として馬蹄形に竪穴建物群が営まれていた。本資料は、中期中葉の信濃川流域に集中して見られる深鉢であり、火炎土器、馬高式土器などとも呼ばれる。
燃え上がる焔を思わせる4つの鶏頭冠突起と、鋸歯状の口縁などを特徴としており、細身の胴部を持つことから、火焔型土器としては最終段階に属するものと考えられる。」

深鉢(馬高式土器、火焔型土器)(國學院大學博物館蔵)

★立派な土器。すごいお宝が続々と目の前に。

人物埴輪 盛装男子(千葉県出土、古墳時代後期、6世紀)(國學院大學博物館蔵)
(以下、博物館web siteから引用)
「人物埴輪の表現や、装飾古墳に描かれた絵画などによると、少なくとも古墳時代後半の人々は、男性がズボン状の袴、女性がスカート状の裳を身に着けた上に、筒袖で左衽の衣をまとっていたことがわかる。このような北方騎馬民族の「胡服」と共通する装束は、朝鮮半島を経て日本列島にもたらされ、飛鳥時代まで継続して用いられた。」

人物埴輪 盛装男子(國學院大學博物館蔵)

★これもまた、ご立派な埴輪さま。すごい迫力!

埴輪
土偶(縄文時代(後期・晩期) 茨城県北相馬郡利根町立木宮前 立木貝塚、埼玉県さいたま市岩槻区 真福寺貝塚ほか出土)(國學院大學博物館蔵)
遮光器土偶(東北地方出土 縄文時代晩期)(國學院大學博物館蔵)


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