1000日チャレンジ 859日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 85.The Cold War
ゴールまで141日
★BMI:23.6
◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。
85.The Cold War
(要約)第2次大戦後、ソ連のスターリンは自国の西側からの防衛のため「鉄のカーテン」と呼ばれる緩衝地帯を置くことを望んだ。ソ連は制圧したポーランド、東ドイツ、チェコ・スロヴァキア、ハンガリー、ルーマニア、ブリガリアを共産主義支配下に置いた。これに対し、西側諸国はNATOを設立した。一方、ソ連はワルシャワ条約機構を設置した。両陣営の対立は、ベルリンの壁という形で1961年に具体的なものとなった。それ以降、28年後にベルリンの壁が崩壊するまで、両陣営の間で緊張と緩和の時代が繰り返し続いた。1991年までにソ連は崩壊し、ソ連を構成していた東ヨーロッパ国々が次々と独立した。
★suspicious;疑念を表す、concrete;具体的な、はっきりした、detente;〈フランス語〉(国家間などの)緊張緩和、デタント
★alternate with;~と交互に起こる
★cease to;~しなくなる
★one by one;一つずつ(separately and in order)
★Iron Curtain;鉄のカーテン「イギリスの首相チャーチルが1946年3月,アメリカのミズーリ州フルトンで,ソ連が「バルト海のシュテッティンからアドリア海のトリエステ」まで「鉄のカーテン」を降ろしたと非難,米英協力を訴えた。冷戦の開始を告げる重要な演説であった。」(山川 世界史小辞典 改訂新版より引用)
★the Warsaw Pact;ワルシャワ条約
◎完全にヨーロッパ視点での記述。冷戦が終結してもNATOを存続させ、ロシアを仮想敵とし続けたことが、ウクライナでの戦争につながった。冷戦終結時に、ロシアをNATOに迎え入れられていればと考えてしまう。