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1000日チャレンジ 744日目 東京オペラシティ アートギャラリー「今井俊介 スカートと風景」

ゴールまで256日

★BMI:24.3

◎先日、東京オペラシティ アートギャラリーで開催中の「今井俊介 スカートと風景」展を観たので、記録を残しておきたい。

東京オペラシティ アートギャラリー

【開催期間】2023年4月15日~6月25日
【場所】東京オペラシティ アートギャラリー
【主催】公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
【協賛】NTT都市開発リート投資法人
【協力】ホルベイン画材株式会社、HAGIWARA PROJECTS
【企画協力】丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
(以下、公式web siteより引用)
「鮮やかなストライプが印象的な絵画シリーズを手がける今井俊介(1978-)は、具象と抽象、平面と立体、アートとデザインという境界を軽やかに行き来しながら、表現の探究を続けてきました。独自のポップな色彩感覚で、波や旗のようにも見えるイメージを表した絵画シリーズは、ある時ふと何気なく目にした知人の揺れるスカートの模様や、量販店に積み上げられたファストファッションの色彩に強く心を打たれた体験が原点となっています。
ストライプや水玉といった単純な色と形の組み合わせによる模様をランダムに配置し、さらにそれらが歪んだり波打ったりすることで生まれる形態をキャンバスに描きだす今井の制作は、絵画の基本要素である色や形、平面性への考察に基づいており、今井は絵画の根本的な意味やその可能性を問い続けています。
本展は、2022年に丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催された、美術館における初めての個展を、東京に巡回します。本展ではストライプの絵画に至る過程ともいえる作品群を新たに加え、初期作品から新作まで、絵画を中心に、立体や映像、インスタレーションなど、さまざまな表現をあわせてご紹介します。
視覚情報が溢れる現代社会を生きる私たちが、今井の生み出す色と形の新鮮なリズムを通して、身体的な感覚をひらく展覧会となることでしょう。東京オペラシティアートギャラリー2023年度の幕開けに、色鮮やかな作品が並びます。どうぞご期待ください。」

★今井俊介(1978-);1978年 福井県生まれ、東京都在住。武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。

◎「untitled」と名付けられた一連のシリーズ

untitled
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☆この作家の作品を観るのは今回が初めて。絶妙な色のバランスとそれぞれの色が占める割合で埋められた画面が印象的。制作過程に関する展示のところで知ったことだが、この作家は、まずコンピュータの画面上でストライプやドットの図柄を作り、それを紙にプリトアウトし、その紙を歪ませて撮影し、その画像データをトリミングして、カンヴァスに描く絵のイメージを作っているようだ。そこには計算があるのか、あるいは偶然生み出されるものなのか?誰でも描けそうでいて唯一無二の世界観のような気もした。ホテルの部屋に飾って欲しいシリーズだ。

◎絵画制作のための資料展示
展示の最後のコーナーでは、制作過程の一端がわかるような資料や道具などの展示もあった。



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