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1000日チャレンジ 826日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 59.Marxism and the Communist Manifesto

ゴールまで174日

★BMI:24.0

◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。

59.Marxism and the Communist Manifesto
(要約)
1800年代前半、工業化の進展に伴って、人々の地方から都市への移住が進んだ。そして、2つの新たな階級、工場を経営する中産階級と、その工場で働く労働者階級である。当時の改革者たちは、労働者階級の労働環境は過酷なものだと考えた。ドイツの経済学者、カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスも、1848年出版の著書「共産党宣言」でその酷さを非難した。彼らの考えでは、世界の歴史は階級闘争の歴史であり、抑圧者は土地、カネなど生産手段を所有し、もう一方は完全に彼らに依存しているのだと。マルクスは、抑圧されているものは立ち上がり、やがて暴力によって階級を転覆し、国家は消滅するだろうと予言した。社会主義革命についてのマルクス主義の原則は、中産階級を恐怖に陥れた。

migrate;移住する、emerge;出現する、mill;工場、mine;鉱山、reformer;改革論者、brutal;残酷な、comparatively;比較的、幾分、moderate;穏やかな、blame;非難する、horrible;恐ろしい、oppressor;迫害者、predict;予測する、doctrine;原理

Marxism;マルクス主義(the political and economic theories of Karl Marx (1818-83), which explain the changes and developments in society as the result of opposition between the social classes)

◎専制君主への不満という下地があるなかで、急激な社会構造の変化が起こり、そこに理論的支柱ができたことで、社会主義革命への期待も拡がったのだろう。


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