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1000日チャレンジ 645日目 英語でアメリカ史を読む「A Little History of the United States」(30. The Progressives)

ゴールまで355日

★BMI:24.5

◎James West Davidson著『A Little History of the United States』(Yale University Press; Reprint版 (2016/9/13))を読みながらアメリカ史を勉強する。
30. The Progressives
(要約)
ルーズベルトが、1904年の大統領選で再選された後、次はルーズベルトの腹心の部下ウィリアム・ハワード・タフトが大統領となり、大企業体の解体をさらに進めた。しかし、タフトが慎重に政策を進めることに失望したルーズベルトは進歩党を結成し、次の大統領選に出馬する。この共和党の分裂によって、民主党のウッドロー・ウィルソン政権が誕生することになった。ウィルソンは8時間労働 制や子供の工場労働の制限などの改革を進めた。一方、ヨーロッパでは、帝国主義が勢いを増していく。アメリカは帝国主義ではないと主張したものの、プエルトリコやフィリピンに介入し、保護領とした。オーストリア=ハンガリー帝国の大公がセリビアで暗殺されたことをきっかけに、複雑な同盟関係にあったヨーロッパ各国がドミノ倒しのように戦争に突入していった。アメリカは最初、中立を表明したが、やがてフランスを支援する。ウイルソン大統領は、戦後処理で敗戦国を追い込むことが無いように主張するが、それは実現しなかった。一方で彼の考えから国際連盟が設立される。しかし、ウイルソンが倒れ、連邦上院は国際連盟を含む講和を拒否し、単独講和に署名する。世界にはつかの間の平和が訪れた。

bust;破綻させる、bellow;怒鳴る、conquer;征服する、exploded;打破された、blink;まばたき、troop;部隊、savage;野蛮な、senile;もうろくした、tortured;ひどく苦しんだ、savagely;どう猛に、encourage;勇気づける、archduke;大公、pledge;誓う、artillery;大砲、砲兵、proclaim;宣言する、compromise;妥協する、grueling;過酷な

◎第一次世界大戦の一つの要因が、ヨーロッパ各国の複雑な同盟関係にあったため、国際連盟が設立されたという見方はおもしろい。また、国際連盟に米国が加盟していなかったことも初めて知った。大学入試で世界史を選ばなかったつけは、こういうところに出てくるのか。。。


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