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1000日チャレンジ 729日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 39.Wars of Religion in France

ゴールまで271日

★BMI:24.7

◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。

39.Wars of Religion in France
(要約)16世紀のヨーロッパにおける宗教改革で、ドイツ、イギリスはプロテスタントに改宗した。スイスではカルヴァンによる新しいプロテスタント「カルヴィニズム」がおこり、フランスのプロテスタント「ユグノー」に影響を及ぼした。フランスではプロテスタントに対して曖昧な状態であったが、1572年にはパリでユグノーの大虐殺が起きる。ブルボン朝の国王アンリ4世は自身もプロテスタントでナントの勅令を発して、融和を図った。しかし、その後、アンリ4世はカトリックに再改宗し、17世紀のルイ14世の時代までユグノーに対する弾圧は続くことになる。

advocate;主張する、aristocrat;貴族階級の人、side with;~に味方する、massacre;大虐殺、extinction;断絶、promulgate;公布する、toleration;寛容、oppress;虐げる、圧迫する、abolish;廃止する

Huguenot;(フランス語)ユグノー;16~18世紀のフランスのカルビン派教徒。
the Edict of Nantes;ナントの勅令;「1598年,フランス王アンリ4世がユグノー戦争を終結させるために発した勅令。これによってユグノーに大幅な信仰の自由や,教育・公職の権利を認めた。この点ではアウグスブルクの宗教和議よりも一歩進んだものである。しかし,これで宗教上の紛争が完全に終わったわけではなく,カトリック教徒の優越権も依然として残された。1685年ルイ14世がこれを廃止し,ユグノーの弾圧が再開された。ナントはロアール川河口の都市。」(旺文社世界史事典 三訂版より引用)

The French Wars of Religion;ユグノー戦争「1562〜98年,フランスに起こった旧教徒と新教徒(ユグノー)との宗教戦争。旧教徒のギーズ公によるユグノー殺害が発端。フランソワ2世と母后カトリーヌ=ド=メディシスが,ギーズ公と結んでユグノーを圧迫したため,両派の対立が激化して内乱に発展し,1572年にサン−バルテルミの虐殺事件が起こり,スペインが旧教徒を,イギリス・オランダが新教徒を援助した。やがてアンリ3世,ギーズ公アンリ,ナヴァル王アンリの三つ巴の争いとなりギーズ公アンリを倒したアンリ3世が暗殺されたのち,ナヴァル王アンリがアンリ4世として王位についてブルボン朝を開き,ナントの勅令を発布して抗争は終結した。」(旺文社世界史事典 三訂版より引用)

◎「ユグノー戦争」という名前すら憶えていなかった。フランス革命前のフランス史も一度ちゃんと復習しておこう。


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