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1000日チャレンジ 509日目 SOMPO美術館「印象派からエコール・ド・パリへ スイス プチ・パレ美術館展」①アンリ・マンギャン

ゴールまで491日

★BMI:24.2

★先日、東京新宿にあるSOMPO美術館で開催中の『印象派からエコール・ド・パリへ  スイス プチ・パレ美術館展』に行ってきた。
(以下、展覧会公式サイトから引用)
「スイスのジュネーヴにあるプチ・パレ美術館は、19世紀後半から20世紀前半のフランス近代絵画を中心とする豊富な美術作品を収蔵しています。プチ・パレ美術館は1998年から現在まで休館していますが、今回、日本では約30年ぶりとなるコレクション展を開催いたします。世紀転換期のパリでは、多くの画家たちが実験的な表現方法を探究し、さまざまな美術運動が展開されました。プチ・パレ美術館の特徴は、ルノワールやユトリロなどの著名な画家たちに加え、才能がありながらも、あまり世に知られていなかった画家たちの作品も数多く収蔵していることです。本展では、この多彩なコレクションから38名の画家による油彩画65点を展示し、印象派からエコール・ド・パリに至るフランス近代絵画の流れをご紹介します。」
(リーフレット)

(鑑賞ガイド↓)

https://www.sompo-museum.org/wp-content/uploads/2022/07/sompo_A4_guide_soto-sample.pdf

◎アンリ・マンギャン『室内の裸婦』;19-20世紀フランスの画家・アンリ・マンギャン(Henri Manguin、1874年3月23日 - 1949年9月25日)が1905年に描いた作品(プチ・パレ美術館蔵)(上記リンク「鑑賞ガイド」1ページ目右上の作品)

室内の裸婦(プチ・パレ美術館蔵)

(以下、「20世紀西洋人名辞典(日外アソシエーツ編集部 編;1995年)」より引用)アンリ・マンギャン;1894〜1898年エコール・デ・ボーザールに学び、マチス、マルケなどとギュスターブ・モローの教室に入る。フォーヴィズムに加わるが、過激に走らず、点描法の影響を受け、強烈な色彩効果を好んだが、快い明るい色調を失わなわず、この色彩感覚はマチスと並び賞される。第一次大戦中1915〜18年スイスに避難し制作を続行した他は、’07年からサン・トロペに住み、ルスタレ荘という広大な邸宅で過ごし、同地の明るく澄んだ光に影響を受ける。

★私はアンリ・マティスが大好きなのだが、このアンリ・マンギャンという人は、ちゃんと描いたマティスという感じ。マティスのように空間がゆがんだり人物がデフォルメされることはないが、色彩はマティスに近いものがある。今回の展覧会で、この作品に最も心惹かれた。他の作品も観てみたい。

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